元記事(長文です・ログインすると全文表示されます)
http://metalhammer.teamrock.com/features/2015-07-17/babymetal-when-worlds-collide
ファン(有志)の方が前後編に分けて訳されています。
前篇 http://niyaniyakaigai.seesaa.net/article/422593114.html
後編 http://niyaniyakaigai.seesaa.net/article/422605795.html
英国人から見たバックステージ物という雰囲気があり、面白いです。
よく出てくる、彼女達の(欧米からしたら)ちょっと過剰な礼儀正しさ、といったことだけではなく、
彼女達が海外ツアー中には、午前中を家庭教師との勉強に当てていることなどは初出だと思います。
KOBAMETALが彼女達が海外の文化に触れて学ぶことについて、
非常にポジティブに考えていることや、
彼女達から自分が「おとうさん」と呼ばれていること、
それに「おかあさん」に当たるひともいること等々、
海外ツアーを回るというのは、皆家族みたいなもの、と語っている部分が臨場感があり、
生き生きと感じられます。
途中で、「ヘドバン」編集部が語ったことが挿入されているのも良い。
「アイドルファンは馬鹿ではない」。・・・確かにそうですね。
裏で大金が動いているのか、そうでないか、ちゃんと嗅ぎわける「嗅覚」がある、と言う部分、
そうそう、そうなんだよ!と頷いてしまいます。
大学教授にも取材して、日本文化の中の「キツネ」と神の関係等が出てくるのも面白い。
BABYMETALを接点にして、欧米人が真剣に日本のことを知りたがるし、
日本のPOPのファンがMETALを聴き初めているということなど、
とても考えさせられる、良い記事だと思います。
最初はバックステージものとして読み始めたのですが、
彼女達の存在自体が際立っているので、
異文化交流の凄く熱い現在進行形を目の当たりにしている、という印象に変わりました。
長文になるのも納得!
これは「今」読んでも面白いのですが、50年後、100年後に貴重な記録として残る気がします。