東京ドームの圧倒的な余韻にまだすっかり浸ってます。

 

今日は仕事が休みだったので、母親を施設に送りだした後、家中の掃除をした後で、

 

今でBD鑑賞しました。

 

BABYMETALのトリロジーからSSAの新春キツネ祭り。

 

これ以前に発売されたもののリマスター盤なんですよね。

 

今のBDプレーヤーをPanasonic DMP-BDT900に替えて(勿論中古!)、

 

高音質を構築すべくHDMI端子の2系統出力を生かして、映像はTVに直接送り、

 

音声のみをHDMI2端子からAVアンプに送ってます。

 

HDMIケーブルが今まで使っていたのがPANAのそこそこハイグレードを謳う物。

 

今回評判の良いらしいSONYの物に替えたのだけど、

 

SONY HIGH SPEED HDMI ケーブル 1m DLC-HE10XF

 

 

これは良い物ですね・・・

 

HDMI出力にありがちな、高音域のシャリつきや低音の薄さがかなり払拭されました。

 

音像もシャープになったので、映像とのシンクロ率が上がる感じ。

 

ベースの音圧がかなりきちんと出るようになったのには正直驚きました。

 

この機種のHDMI出力の音はかなり拘って作られたらしいのだけど、

 

それを生かすにはこのケーブルクラスが必須じゃないか?という感じです。

 

比べるとDMP-BDT900のアナログ出力は、あまり良くなくて

 

(全体に音が薄くて、マランツUD-7007には大差で負ける)、

 

エントリークラスのCDプレーヤー程度なので、

 

同軸出力をDACに繋いでアナログ出力して、ぐっと音の密度が上がったのだけど、

 

それと比較しても低音の音圧で勝る位。

 

あまりボリュームを上げなくても迫力あるし、

 

音量を上げても気持ち良く聴ける(うるさくない)ようになりました。

 

1万円以下の価格帯のケーブルでこの音ならおススメです。

 

発売はかなり前だけど、相当音を聴き込んでチューニングしたのだなあ、と思います。

 

 

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前回、BABYMETAL東京ドーム公演のことを書いたのですが、

 

いまだに圧倒的な印象が残って、変な日常を送っています。

 

家に居ても仕事をしていても、あの圧倒的な「紅月」の歌声が頭の中でループしています。

 

魂を抜かれるって、こういうことなんですね・・・

 

 

あのライブのことを書こうとしても、私の貧弱な語彙では書けないのですね。

 

参りました。

 

ただ、隣の席で見ていたご婦人の様子は鮮明に覚えています。

 

SU-METALの表情がスクリーンにUPになる度に悲鳴を上げていた方。

 

私もあのSU-METALの歌声は勿論なんですが、

 

立ち姿の美しさ、目力の強さ、そして様々に移り変わる表情の例えようもない美しさに

 

感嘆しました・・・

 

 

ちょっと話は変わりますが、私は若い頃ずっとロックを聴いていた人間ではありません。

 

20代は、国立劇場で吉右衛門、富十郎、玉三郎の「勧進帳」を見て号泣して以来、

 

歌舞伎ファンでした。

 

歌舞伎座の一番安い一幕見のチケットを買って、良く見に行ってました。

 

その流れで、玉三郎が上演する泉鏡花の舞台を見に行ったり、有吉佐和子の舞台を見たり。

 

(ついでに書くと、唐十郎のアンダーグラウンドなテント掛け芝居も好きでした)

 

なので、歌舞伎俳優に代表される舞台俳優の、舞台上での迫力ある美しい声、

 

そして立ち姿、それは力感溢れるものだったり、優美であったりと様々ですが、

 

その美しさ、が物を見る時の基準なんですね。

 

 

 

そんな目で見てさえ、東京ドームのSU-METALは例えようもなく美しかったです。

 

素晴らしい声、そして立ち姿。

 

本当に最上級の俳優(歌い手)でしたね。

 

役者は一に「声」、二に「姿」なんですが、歌手も同じだと私は思っています。

 

女王の様、と良く言われるのですが、確かにそう。

 

女王のような美しさって、なんでしょう?

 

女性としての気品とともに、孤高の存在という孤独感、哀しみ、誇りといったもの。

 

そういうものがあの日のSU-METALには全て備わっていました。

 

逆にだからこそ、最後の歌を歌い終わって、花道で大コケして破顔一笑、

 

おおらかにMOAMETAL、YUIMETALと笑い合う姿を見て、

 

素の18歳の「すぅちゃん」が垣間見られて、ファンとしてホッとしたというか、

 

何だか嬉しくもなったんです。

 

最後のあのシーンは、演出でできるものでもなく、

 

まさに天の配剤、キツネの神の導きだったかもしれません。

 

 

TVの報道では、中高年に(も)大人気のBABYMETAL、

 

みたいな取り上げ方もされたようですが、

 

それって魅力の一面を確かに言い当ててます。

 

中高年と一口に言っても、それぞれ人生経験で色々な歌を聴き、或いは舞台、

 

映画を見てきているんです。

 

でも今、中高年が夢中になれる「歌」が無いんです。

 

年を取ったからといって、演歌の古臭い日本の過去の世界観に

 

今更感情移入なんてできないし、

 

(実は日本語で歌う「歌」という点で、演歌に可能性を求めて、

 

演歌のステージに通っていた時期もあるんです。

 

確かにプロとしての技術は凄いんですけど、求めているものとは違いました)

 

フォークもしかり。

 

かといってロックを聴きたくても、これも懐メロばかり。

 

(BABYMETALを聴くようになったおかげで、まだ他にも面白いロックがあるんだな、

 

という気にはなってきてますが)

 

TVで毎日流れるような浅薄なアイドル歌謡なんてとても聴いていられない。

 

そんな人達がやっと夢中になれる歌手、バンドが出てきた。

 

そんな感じなのかなあ、と。

 

かつて歌舞伎ファン、舞台ファンだった人間の印象です。

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2日目、終演の瞬間、周りの人達(全て他人ですが)と誰かれ構わず握手を交わしました。

 

皆、満面の笑顔。

 

これほど素晴らしいライブになるとは、事前に想像していませんでした。

 

終わった後、ドームにある中華店で食事をしながら、隣に座った人と話をしたのだけれど、

 

その人は’90のローリング・ストーンズのドーム公演も見たそうで、

 

この日のBABYMETALを評して、こんな凄いバンドはいないと絶賛。

 

 

もうSU-METALの存在感が圧倒的。

 

美しい声がさらに深みを増し、沢山披露された彼女のソロ曲達の素晴らしいこと。

 

代表曲「紅月」では、優れた点はそのままに、歌い方が随所で進化し、

 

透明感と情感のある伸びやかなボーカルがドームの空間に拡がる様が、

 

もう気持ち良くて気持ち良くて・・・・

 

 

「目千両」という言葉があるけれど、彼女の「目」の強さ、凛々しさはまさにそれ。

 

隣に座っていた、今日(20日)がBABYMETALのライブ初参戦という既婚の女性、

 

スクリーンにSU-METALの表情がUPになる度に、悲鳴を上げていました。

 

・・・痺れまくったそうです。

 

 

「紅月」のイントロ、たっぷりと引っ張ったのだけど、そこで私のすぐ近くから、

 

「待ってました!!」という掛け声が起こっていました・・・それ分かるわあ。

 

東京ドームが「歌舞伎座」に思えた瞬間だったのだけど、

 

まさに名優の名演技を期待する観客のあの気持ちと一緒でした。

 

抜群の歌唱力だけでなく、

 

その美しい立ち姿、表情でも魅了するSU-METALを良く表した場面でした。

 

 

その歌姫、女王を全力でサポートする「神バンド」の凛々しいカッコ良さ。

 

 

そして、YUI&MOAのダンス。

 

2日目は一階席だったので、音も望外に良くて、ライブを満喫したのですけど、

 

初日は私は2階席で見ていて、音が信じられない程酷くて、

 

音量が小さいうえに反響が激しすぎ、多分初めての人だったら、

 

何の曲か分からない時さえあったのでは?という程。

 

その時に頼りになったのが、YUI&MOAのダンス。

 

「音が目に見えるような」振り付けというのが大変な武器なのだということを

 

実感しました。

 

音響が酷くても、彼女達のダンスを見ていると、曲が「見えてくる」。

 

海外での数多くの経験が彼女達を本当に育てたことを実感できる、

 

正確無比なだけでなく、美しく表現豊かなダンスは、

 

見ていて何度もPerfumeを見ているような錯覚に陥ることさえありました・・・

 

これ、長年Perfumeファンだった私としては最高の誉め言葉です。

 

楽曲は全然違うんですけどね。

 

 

事前には、あの広大な東京ドーム公演で、さすがにバックダンサーを使うんじゃ?

 

とか、様々な想像をしていましたが、運営はそんなことは全く考えなかった感じ・・・

 

1点豪華主義をドームでも貫き、2014年の武道館公演を数倍にスケールアップした、

 

魔法陣のステージ、そしてドームの「高さ」を逆に生かしたセットは見事でした。

 

ただあの演出はフロント3人のパフォーマンスを完全に信用していなければ、

 

絶対に無理ですね。

 

東京ドームが広すぎるなどとは微塵も感じなく、あの空間を完全に手中に収めた演出は

 

本当に見事でした。

 

 

 

 

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