土曜日、愛車のフォレスターで「リレー・フォー・ライフ 2010 in 茨城」に行ってきた
リレー・フォー・ライフとはアメリカ対がん協会が米国で主催しているがん患者支援のためのチャリティ-イベントのこと。
単なる資金集めのイベントではなく、地域社会全体でがんと闘うための絆を育む 場として、大きく広がり、現在では、全世界20ヶ国以上で開催されている。
ちなみに、プロゴルファーの石川遼クンも毎回寄付をしてくれているそうだ。
彼は、若いのに、ホント出来杉君だ。
このイベント、ある程度の企業協賛はあるが、基本はボランティア中心だ。
今回のつくばには、「つくば国際大学」が授業の一環として参加してくれて、我々のテントの近くにいた学生さんたちは、無料マッサージをしてくれていた。
聞くと、理学療法士になるための勉強をしているそうで、習ったばかりの技をボランティアで活用しているとのこと。
僕もやってもらったが、まだまだ技術は未熟だが、気持ちがこもっていて、とても爽やかな若者だった。
やはり、若者、特に女子大生がたくさんいると、華やかでいい。
こんなことを書くと、僕ら夫婦が参加させてもらっている GISTERS
の美熟女たちに怒られるかな。
ちなみに僕は、運動場の片隅に設置した飲み物コーナーでペットボトルのお茶やジュースを販売する売り子を担当。
その日は、とっても暑くて、冷たい飲み物がいい感じで売れた。
売り場の背後に広がる池から吹いてくる風が心地よく、売り場自体はとても快適な環境。
お客さんも、退屈しない程度にやってくるといった感じだったので、楽勝だ。
照り返しがきつい学校のグランドで、鉄板からこみ上げてくる熱気と戦いながら行列をなして待っているガキどものために汗だくになりながら延々とたこ焼きを焼かねばならない、小学校のおやじの会の店とは大違いである。
今回の売り子は、家内が横紋筋肉腫患者である僕と、本人が平滑筋肉腫患者である方と、おとうさんがジスト患者である方の3人で主に担当。
全員40代で、ついたあだ名が、「的屋3兄弟」。
ちなみに、「的屋」とは、三省堂の大辞林によると
「縁日・盛り場などに店を出し、いかがわしい
品物
を売る業者」
いかがわしくもなければ、業者でもないのだが…。
3兄弟の一人が、ブログで写真をUPしてくれているので、無断でリンクだ
→ 茨城RFL
僕らは翌日用事があって帰らなければならなかったが、大半の方が、 日曜日の雨ももろともせず1泊2日の大イベントを楽しまれたようだ。
ところで、こちらに所属されている皆さんは、大半が、自分か家族が大病を抱え、
または残念ながらご逝去されているのだが、信じられないほど明るく元気で、バイタリティーがある。
もし、一人で悩んで落ち込んでいる方がいらっしゃれば、一度参加してみられてはいかが?
こういう仲間がいれば、自分が大病を患ったとしても、めげずに頑張って行けそうな気がする。
