連日猛暑が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか。私は、今日は、昨年の11月か12月以来8ヶ月振りのゴルフコンペに出場いたいしました。このゴルフコンペは、私がいつもご指導いただいている税理士の曾村先生が6月にホールインワンを達成したことを記念して行われたものです。ホールインワンは、それ程珍しいことではありませんが、驚くべきは、曾村先生が86歳10ヶ月でホールインワンを達成されたことです。

 実は、私も、今から25年前にホールインワンをしたことがあります。ただし、私はそのホールインワンを見ていません。25年前、私はインドのニューデリーで日本大使館に勤務しており、ほぼ毎週末コースに出かけていました。その日の朝は、霧がかかっていましたが、通い慣れたコースでしたので、いつも通りスタートしたのです。問題のショートホールでも霧がかかっていましたが、グリーンがあると思われる方向にティーショットをしました。

 いい当たりでしたが、自分自身としては、日頃の感触からは「ちょっと右に押し出したな。」と思い、グリーンの右手方向からボールを捜しながらグリーンに近づいて行きましたが、ボールが見つかりません。そうこうしている内に、私のキャディ(ニューデリーでは、プレイヤー一人に一人のキャディが付きます。)が、「マスター、この中にありました。」と言って、ホールを指差すのです。

 私は、「そんなはずはない。」と思いながらも、現に私が打ったボールがホールの中に入っていることを否定することはできません。キャディがホールインワンのお祝いのチップ欲しさにいたずらした可能性が大いにありましたが、仕方なしに、スコア・カードには「1」を記入すると共に、1ラウンド回り終えた時には、キャディに気持ちばかりのチップを渡したのです。

 事実関係は以上の通りですので、本当にホールインワンをしたのかどうか疑問です。私も、自分の目で、自分のボールがホールの中に吸い込まれていく場面を確認できるホールインワンをいつかしてみたいと思っていますが、年間2,3回程度のラウンドしかできない現在では、なかなか実現は難しいのではないでしょうか。ちなみに、一緒のパーティーのプレイヤーがホールインワンをしたのを見たことは、これまで2回あります。

 話は本題に戻って、本日の曾村先生のホールインワン記念コンペには、曾村先生とご縁のある方々が大勢参加しておられました。どのくらいの人数が参加したのかなと思って、コンペ後の成績表を見ましたら、一番最後の52番目に私の名前が載っていました(つまり、私が「ブービー・メーカー」ということです。)。曾村先生の名前は、主催者であるために順位表には載っていませんでしたので、全部で53名出場した立派な大会となりました。

 いずれにしても、曾村先生が86歳10ヶ月で初めてのホールインワンを達成されたこと自体大変うらやましいことですが、もっとうらやましく思うのは、それだけの年齢になられても、これだけの暑さの中でも、ゴルフができられることです。お話を伺いますと、人一倍健康には気をつけておられて、移動はできる限り歩くこととし、数種類の体に良い飲料をその日の体調に応じて調合して飲んでおられると言うことです。やはり、「結果の裏には、努力あり」です。