日曜日の午前中、私は神奈川県某所に居たのである
私のブログでは「変態紳士」としてご紹介している彼の飼育場へ訪問するのは今回で2度目である
朝目覚めた私は、目覚ましに自宅のメダカのお世話をしていたのだが、ふと見ると携帯にLINEが届いていた
のぶりん氏から「るんるん、今日僕んち来ます?」
彼が私を誘うという事は何か見て欲しい物があるからに違いない
そう思い現場へ急行したのである
この神奈川県においては農家でもないのにとてつもなく広い土地
庭にはたくさんの花壇のお花や植木が植えられているのだが、その隙間を縫うようにメダカが飼育されているのである
以下が彼ご自慢のメダカ温室である
壁にはしっかりと断熱材、ビニール施工がされており、温室としては申し分ない機密性の高さである
綺麗に整理整頓された温室の棚には所狭しと加温されたメダカ飼育容器が並んでいるのである
加温で採卵したメダカの稚魚はこの中で贅沢な餌やりを受け、毎日の水換えの賜物か、育ちが非常に良いのである
面倒臭がり、短気、飽き性な私には到底マネの出来ない徹底した管理がされているのである
この小さなプラケースの中に何百という数の稚魚が泳いでいるから驚きである
そして彼が得意とするミジンコの培養容器は外のメダカ飼育場だけではなく、この温室の中でも複数個の発泡スチロール箱で行われている
その数はサッとmokonotamoで掬えば1度に100匹は軽く入っているであろう密度を保っている
種親として育てられているメダカ達はどれも非常に体型がよく、病気にかかったり痩せている個体などただの1匹もいないのである
13ℓや20ℓ程度のプラ舟に1ペア、トリオ、2ペアと彼が自ら厳選して選別したこだわりの極上メダカが優雅に、そして贅沢にも泳ぐ姿は格別な光景である
壁には彼が愛用する数々のメダカ選別タモ、プランクトンネットが整理されていた
kami画伯の2018年カレンダーも現在から向こう3ヶ月分が飾られ、彼はこの3ヶ月という間でどこまでメダカを育て上げられるのかを自らに課しているのである
庭にはコーキング剤で黒く塗り潰して加工を施した発泡スチロールが並び、これから迎えるメダカの本格シーズンに使用するとの事であった
庭木は剪定、または処分しながら飼育場をまだまだ広げ、ビニールハウスの建設さえ予定しているとの事である
地価が高い神奈川県において、なんと贅沢な生活環境なのか
手狭な庭付き一戸建てをようやくの思いで手に入れた私は彼に熱い嫉妬感を抱かずにはいられないのである
普段は彼の変態的な部分をピックアップしている私であるが、今回は真面目に彼のメダカに対する愛をご紹介させていただいたのである
明るい性格と人を選ばず優しく、そして親切に接する彼の姿勢には頭が下がる思いである
そんな彼が私にこんな声をかけたのである
「メダカに対しては変態です」
いいえ、あなたは何に対してもド変態です
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