間違いは修正しなければならない。


できることなら、過ちは回避したい、ということで、


【新版 魔術師たちの心理学】から引用


これらの重要な概念を理解できれば、出だしとしては上々である。本章の冒頭でダン・ハリントンの言葉を引用したが、これはトレーデイングと投資の世界にそのまま当てはまる。

ここで表現を変えて言い直してみよう一一あなたのトレードや投資の結果は、システムの期待値との関係があなたが犯した過ちを差し引いたものになる。
それではもっと詳しく見ていこう。

まず、過ちはあなたが自分のルールに従わないときに起こることを理解する必要がある。プランの構築、システムの開発、あなたの行動の案内役となるルール作りにおいて、本書が提示するプロセスに従わなければ、あなたがやることはすべて過ちである。

一番大きな過ちは、案内役となるプランも、 トレーデイングの道しるべとなるシステムも持たずにトレーデイングすることである。ダン・ハリントンが官頭の言葉で指摘しているのは、あなたの仕事は対戦相手にミスを犯させることであり、対戦相手の仕事はあなたにミスを犯させることであるというポーカ ーゲームが持つひとつの側面のことである。

しかし、トレーデイングでは、他人がわれわれにミスを犯させるまでもなく、われわれは放っておいても勝手にミスをする。さらに、マーケットにはすでにビッグマネーたちが築き上げたシステムが存在する。

そのシステムとは、
①あなたはブローカーに手数料を払わなければならないが、彼らには手数料はほとんど発生しない。したがって、パフォーマンスの良し悪しにかかわらず、ただ資金力があるというだけで彼らが勝つ、
②あなたがマーケットで動けば売買手数料や執行コストを支払わなければならないため、あなたが動けば必ず彼らが勝つ
ーーというシステムである。


10/14の方針ということで


【昭和の相場師の眼】

原油売り

灯油売り

ガソリン売り

白金買い

金買い

パラ買い

銀買い

ゴム買い

大豆売り

コーン買い