【リバモアの教え】
賢明な相場師は、忍耐の意味を知り、つねに予備の現金を用意している

※ ことわざ:相場の金と凧の糸は出し切るな。
その意味は:凧を揚げた事はありますか?
最近の若い方は経験のない方も多いと思いますが、凧揚げというものは単純そうに見えてなかなか難しいものです。

その際の鉄則の一つなのですが、手元に巻いてある凧糸は常に余裕を持たせ、全て出し切ってしまってはいけない、というものがあります。

なぜでしょうか?

凧揚げというものはあの大きな凧をちょっと力を入れて引っ張れば切れてしまいそうな糸で操るわけです。
強風が吹けばいつ切れてしまってもおかしくありません。
それを調整するのが余りの糸です。

風が強い時には糸を少し余分に出しつつ、強風で直撃を受けて煽られ過ぎないように調整します。
そして風が弱い時にはピンと糸を少し強く張って凧が落ちてきてしまうのを防ぎます。

風が弱い時は良いのですが風が強い時に糸が手元に巻いてないとその調整ができなく、結果として糸が切れて凧を失くしてしまうことになります。

同じように株式投資においても余裕資金を出し切ってしまったとします。
そうすると次に移すべき行動の範囲が狭まり、非常に困ります。

例えば

「これ以上買う資金がないのでせっかくのチャンスに資金を投入できない。」等といった状態です。

こうなると一度何かを売ってからしか買うことはできません。
また難平もできなければ追証に対する支払いもできません。
投資行動にとって大きな制限となってしまいます。

余分な資金は無駄にあるのではありません。
現在の投資金額を生かすために十分に役立っているという事を覚えておきましょう。


【相場】
ガソリン:新値更新。買い場か?
もち合い、放れに付け。今回はどうでしょうか?


【10/17の過去】
貯蓄の日(貯蓄増強中央委員会)

日本銀行貯蓄増強中央委員会(現在の金融広報中央委員会)が1952(昭和27)年の同委員会発足の際に制定し、翌年から実施。

神嘗祭に因んで。

勤労の収穫であるお金を大切にする日。


神嘗祭 (天皇は働く。国民も働く。勤勉な人が多い理由)

天皇がその年の新穀を天照大神に奉納する祭。また、伊勢神宮でも行われ、皇室から勅使が遣わされる。

元は旧暦9月17日であったが、1872(明治5)年の太陽暦導入の際に新暦9月17日に改めた。しかし、これでは新穀の収獲が間に合わないことか ら1879年(明治12)年より月遅れの10月17日に行われている。1871(明治4)年から1947(昭和22)年までは大祭日として休日になってい た。


▲「吾妻鏡」完成(1775)
▲ショパン没(1849)
▲学習院開設(1877)
▲横浜で水道の使用はじまる(1887)
▲スエズ戦争勃発(1951)
▲「ラストエンペラー」愛新覚羅溥儀、死去。61歳(1967)
▲川端康成ノーベル文学賞受賞(1968)
1973年
アラブ石油輸出国機構(OAPEC)の緊急閣僚会議で原油生産削減、供給制限を決定。オイルショックの発端。[Wikipedia]wikipedia - オイルショック
1989年
サンフランシスコでM7.1の大地震。死者65人。[Wikipedia]wikipedia - ロマ・プリエタ地震
1989年
ワシントン条約締約国会議でアフリカ象の商業取引全面禁止が決定。
1992年
アメリカで日本人留学生・服部剛丈さんが射殺される。[Wikipedia]wikipedia - 日本人留学生射殺事件
1994年
普通預金など流動性預金の金利が自由化。
2004年
栃木県南河内町の運送会社に強盗5人が押し入り、約5億円を奪って逃走。[Wikipedia]wikipedia - 栃木5億円強奪事件