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▼8/2新潟8R=チェックタイプ編(リプレイ日記)

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  8/2新潟8R=チェックタイプ編

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 いまリプレイを見ていて解説にちょうどいいレースを見つけたのでリプレイ作業を中断して記事を書いています。




 先週行われた日曜の新潟8R、芝2000m外回りのレースです。


 このレースから何を解説したいかというとチェックタイプの違いによる脚の使い方についてです。
 比較的落ち着いた流れで進んでいい手応えで直線を迎えたのがウェルブレッド(3人気)でした。この手応えなら勝ち切れるくらいの動きですがここからこの馬は反応負けします。



 というのも、チェックタイプではGC(ギアチェンジタイプ)の馬なので急激な仕掛けには反応出来ない馬という評価をしています。徐々に加速しながらトップスピードを長く使う馬なのでここまで脚を溜めてしまってヨーイドンの競馬をすると分が悪くなります。





 それに引き替え、ロッカフェスタ(1人気)とアドマイヤピンク(4人気)はS2タイプ(瞬発力タイプの上から2番目)に分類されていて、このタイプは溜めてヨーイドンでもすぐに加速してトップスピードに乗せていけるタイプの馬になります。


 つまりこのレースでいうならばウェルブレッドは手応えがありすぎて仕掛け遅れになってトップスピードに上手く乗せ切れずに3着に負けたのに対して、他の2頭はしっかり溜めて弾ける脚を生かす自分の競馬が出来たものになります。





 馬にはそれぞれ使える脚の特徴が違うので溜めることでキレ味を発揮出来る馬もいれば、溜めても急激には加速でいない馬などもいます。


 これを予想に反映するには、落ち着いた流れでヨーイドンの競馬が想定されるならSタイプの馬が狙い目になってきますし、逆に消耗戦になるならJタイプ(持続脚タイプ)が浮上してきます。また押し上げて動けるならばGCタイプ(ギアチェンジタイプ)の馬の活躍が期待できるので予想の組み立てに使えます。



 もちろん、能力が全く足らなければお話にならないですし、能力がズバ抜けていれば力だけで捻じ伏せてしまう事もあるのでそこのサジ加減を身につけていくことが大事になります。




 このレースを終えて言えることは、上位2頭は上手く脚を溜めれたのに対して、ウェルブレッドは力を出し切る事が出来ない展開になりましたのでもし次のレースが消耗戦になるならウェルブレッドの巻き返しが期待できますのでアドマイヤピンクとの逆転が期待されます。



 馬にはそれぞれ脚の使い方に特徴があってそれを引き出せる騎乗が出来るかどうかというのも予想には大事になるので特徴的な馬であればテン乗りだと不発になりやすいですし、お手馬にしているような騎手であればクセのある馬でも存分に力を出せたりします。今回のウェルブレッドはデムーロ騎手にテン乗りでした。あれだけ手応えを持ったまま直線を迎えたので追い出すまでは勝ちを確信していたかもしれません。デムーロもGCタイプだと分かっていればもっと早めの仕掛けをしたかもしれませんので次もデムーロならば面白い馬になると思います。


 特にこういうパターンで初戦よりも2戦目の方が馬の特徴を引き出すのはルメールだったりしますのでルメールの2戦目や3戦目というのは特に特徴的な馬であればあるほど注目してみるといいと思います。






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