▼リプレイ作業と指数補正

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　　　リプレイ作業と指数補正

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（Facebook記事より転載）

今日はリプレイ作業中の補正画面を画像でお届けします。

　平日のほとんどはレースリプレイを見ています。どの馬がどんな動きをして、どんな不利やロスを受けたかを何度も何度も見返すという地味な作業です。

　個人的な能力としてはパドックを見ても馬の強さは良く分からないんですが、走ってる姿をみれば能力を判断できます。

　なので、ご存じの通り新馬戦を1回だけ見てその馬の素質を見抜くのが得意なので2歳戦などでは人気になっていない能力の高い馬などをピックアップする事ができ、もちろん指数やコメントにもそれが反映されています。

「指数の補正ってなんなの？」という疑問を持つ人も多いと思いますが、通常の指数は着順の高い順に指数も高くなるものが多いです。でも、実際にレースを見ていると負けたけど強い競馬をした馬とか、不利を受けたから負けた馬とかを感じる事ってありますよね？　それってコンピューターで自動に指数に反映してくれることはありません。

　それ以外に競馬ではロスというものもあります。内枠と外枠ではそもそも距離ロスがありますし、コーナーで外を回せばそれだけ走る距離も長くなります。そういったものを全部レースを実際に見て手作業で補正を加えていきます。

　そうすると、正しい指数というのが出てきます。補正後の指数の高い順に正しい着順といってもいいかもしれません。

　次回これらの馬がレースに出てきた時に予想材料としては指数がなければこの時の着順だけで判断しなくてはなりませんが、補正後の指数で判断すれば実際に強い競馬をしながらも着順が悪かった馬を取りこぼす事がないのでより正確な予想をする事が可能になります。

　つまり、指数というのは「予想をするためのスタートラインに立つ事」です。

　いつも言うように指数の高い順に買うわけではありません。

　あくまでもスタートラインに立っただけなので予想をするのはここからです。指数を間違った認識で使ってしまうと指数の高い順に買うという単純作業をしてしまいがちです。つまり、それはただ単純に前走着順の良い順に買っているようなものです。競馬新聞を使ってそんな予想はしないですよね。(^^;)

　大事なのはこの補正後の指数を用いてせっかくスタートラインに立ったので、そこから今回のレースで力を発揮できる馬、ロスの少なそうな馬、展開の向きそうな馬、馬場の向きそうな馬、を考えるのが予想です。

　地味に毎日補正作業をしているので上手に予想に活用してもらえればと思います。

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