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▼展開予想

 展開予想をしても実際に終ったレースと比較して細かい所まで言い出したら100%同じになるという事は限りなく少ないです。



 それはそうですよね。最大で18頭も出ているんですから全ての馬が必ずしも想像通りに動いてくれる事の方が少ないのは当然ですニコ

 展開予想というのはある程度どういうレースになってくるかというのをラフに考える事で十分なんですが、中にはコレを凄く細かくとらえようとする人がいます。



 例えば、普段前に行っている馬が今回は前に行かないという事は多々ありますよね。



 それをレース後に「前に行かなかったから展開予想はハズレですか?」というような人はアウトです。こういう考え方を持っているとまず上手くなりません。なぜなら、本来先行している馬が今回先行しなかったり、出遅れたりという少ない確率まで計算にいれて予想していたらキリがないからです(笑)



 ただし、普段先行する馬でも今回は先行できないであろうという事が考えられる範囲の時がありますので、そういのは予想に加味してあげます。例えば包まれやすい状況にあるとかが挙げられます。ただ、これも必ずしも包まれる訳ではなくて、スムーズに事が運んで先行出来る事もあるので両方を考えておかなくてはなりませんので、そういう心配がある馬の場合は軸ではなくヒモとして考えるなどの工夫をすれば十分ですにゃ




 なのであんまり終ったレースと比較して考える事は必要ないです。


 

 もちろん時には見逃していて、考えられる展開だった事もあるのでそういう時は反省して次に生かすように出来れば十分ですニコ



 また考えられる展開ってのは複数あります。



 その中全てに対応して馬券を買っていたのでは点数も増えるばかりで意味が無くなってしまうので、もっとも自分の中で確率の高いだろう展開を最優先して馬券に繋げていきます。


 実際にレースが始まってみたら、確率の少ない方の展開になる事もありますが、それはそれで馬券的には外れたとしても考えられた範囲のことなので気にする事はなにもありません。別に買うレースの全てを当てる必要もないですから、わざわざ少ない確率にまで対応して当てに行く事はないので、「あーこっちになったか~」くらいで思っておけばいいです。




 大事なのは終ったレースと考えていた展開予想を比較する事ではなくて、何度そのレースを予想しても同じ結論が出るかどうかという事の方が大事です。



 終ったレースの少ない確率で決まったものを何度考え直した所でただ無駄な考えが入るだけで、今後の予想で自分を混乱させるだけになりますので無意味です。



 展開を考える時は最初は出来るだけ大雑把に考える方が効果的です。



 「だいたいコイツらが前に行って、こいつらは後ろからで、競り合う要素まではないから流れは落ち着いて…ならば、前に行く馬の中から指数の高いのを選んでみよう」とか、こんな感じで考え始めるのがいいです。それがまずできるようになってきたら、もう少し細かく分類していくと相手も絞りやすくなったりしてきます。



 また、1つのレースでいくつも展開というのは考えられるので、その中でも高い確率の展開を重視してあげることを先ほど書きましたが、高い確率といっても過半数ならばいいというものではないです。



 例えば、大まかに3パターン考えられるとしましょう。


 8:1:1


 という3つのパターンならば、明らかに8を選択すればいいです。残りのどちらかの1で決まった所で少ない確率での決着ですから悔やむ事もありませんから、結果はどうであれ自信をもってその方向で検討する事ができます。



 しかし、同じ3パターンでも



 4:3:3



 という事もあります。こうなると、いくら確率的には4が他よりは高いとはいっても全然他の3になる可能性も高いですからこういうのは見送る方が賢明です。




 実際に馬券を買うレースというのは、前者の8:1:1みたいなパターンの時です。


 つまり、何度考えてもその展開が考えられて同じ結論が出るということが大事です。なので結果論から考える必要性はありませんし、そうする意味もあまりありません。



 8:1:1の8を取っても馬券というのは外れる事もあるんですから、4:3:3の馬券を買えばもっと当たる確率が低くなるだけですし、4:3:3のパターンだともう一度考えてみると3の方がいいかな~なんて迷ったりするものです(笑)



 結構展開が読めなくて困っている人も多いですが、その1つの原因は細かく結論を出そうとしすぎている事にあると思います。最初はもう少し大雑把に考える練習が必要なのに、それを飛ばして細かく考えようとしすぎなので訳が分からなくなってしまうんじゃないかと思います汗




 展開の向く指数の高い馬というのは確率としてかなり高くなります。


 逆に展開の向くやや指数の低い馬というのは、想像している通りのパーフェクトな乗り方をして結果が出せるかどうかというレベルになってきます。


 また、もう1つ言える事は展開というのはなかなか想像している通りに運んでくれません。2番手くらいで競馬を出来ると思った馬が5~6番手になってしまう事も多いですよね。そういう少しの誤差をカバーできるのが指数の高い馬です。さすがに2番手で競馬をしてもらいたい馬が15番手とかになればいくら指数が高くてもお話になりませんが、多少の誤差をカバーできるだけの能力をもっているという事が言えますので指数と展開というのは常に絡んできます。



 まずは、何度そのレースを予想しても同じ結論が出るレースに注目する事が大事です。そして、結果が仮に違ったとしても、もう一度考え直してみて同じ結論が出る事が納得の行く予想です。



 展開は数ヶ月程度で極端に上手くなるものではないですから、まずは大雑把に考えて前が有利なのか、後ろが有利なのか、内が有利なのか、外が有利なのか、その有利そうな中から指数の高い馬を狙ってあげるだけでも、全然的中率も変わってくることでしょう。