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▼5アップ以上の馬を狙え!

。「5アップ馬を探せ」というのが今回のお題です。今の開催は新潟や東京など直線での入れ替わりが激しい競馬になっています。しかも、ヒモ荒れが多い印象があります。




 ただ、そんな中で確実に狙って行きたい馬は人気が無くても買い目にはシッカリ入れておきたいところです。そういう馬が絡んで高配当に繋がるケースもあるのである程度手広く買う時期とも言えると思います。




 まず、今回の狙い時というのは、新潟芝外回り、東京芝、東京ダートの3コースを予想する際にのみ使うパターンです。「5アップ馬」としておきましょう。




 これらのコースの特徴といえば、他の競馬場に比べての直線の長さです。この直線の長さがゴール前での入れ替わりを大きく左右しています。入れ替わりと言っても、勝ち馬よりは2着馬や3着馬が入れ替わるケースが多く感じます。



 ましてや、先週の新潟を見ていても完全に外差し状態の馬場に入り込んでいます。ただ外差しが思いっきり利いているのは外回りの時が中心で内回りの時では真ん中あたりを通している馬が最後まで粘っているケースもあるので外回りコースにだけ今回は的を絞ります。




 「では5アップ馬とは何か…。」




 出走表をみて前走が小回り競馬場を使っていながら、4角での位置取りから着順が5個以上あがっている馬を5アップ馬と言います。




 つまり、中山で10-10-10-10という通過順位を刻みながら、5着という結果になっていれば、直線だけで5個順位を上げていることになります。この差が5個以上ある場合に「5アップ馬」とします。当然、その繰り上がる順位が大きければ大きいだけ長く切れる脚を使っている馬ですので、広いコースになったときには十分な成果を挙げることができます。




 ただし、これを使うときに出来るだけ7着以内に入っている馬を狙っていくのがポイントです。また、その時の馬場が差し馬場ではないことを確かめておくと更によい結果に繋がってきます。そして、前走ダートで5アップしておきながら、今回芝のレースを使ってきた馬などは積極的に狙って行きたいところなので覚えておいてください。




 これは小回りのコースでは実力を発揮できなかった長くダラダラと脚を使う馬が、コースが変わることでその脚を有効に使うチャンスが来ているからです。このときに上がりのタイムなどを深く考える必要はありません。上がりタイムはペースや馬場によって大きく左右されるのは確かですが、予想するときにその時の馬場差や流れまでを考えて予想していたのではどれだけ時間があっても仕方ありませんし、この5アップ馬と言うだけの理由でも十分な成果を挙げることができるので、大切な時間をそんなことに割く必要なんかないと思っています。(^^ゞ





 先日、東京のコースデータを作成して公開いたしましたが、その中で「長く脚を使う馬」というフレーズが多くなっているかと思います。一瞬の切れる脚を使う馬よりもダラダラでもよいので長く脚を使えるような馬にこのコースは向いていると感じられます。




 長く脚を使う馬を簡単に見分ける1つの方法がこの5アップ馬です。例えば先週の土曜日東京12Rで人気となっていたトライワンズラックですが、前走でコメントも残していますが、阪神で走ったときの通過順位が12-11-11-11で3着です。8アップ馬ですから、このレースでは人気でも思いっきり単勝で狙っていける馬でした。(^-^) ヒモがコロコロと入れ替わる日なので締めに単勝で2倍付いてくれれば最終レースとしては上々な馬です。また、前走でのトライワンズラックに残したチェックコメントは【*4/12昇級初戦でとんでもない脚使う。このクラスでも上位の脚。前馬場でも差せるだけの脚がありそう。】と前馬場でも差せるレベルと判断しているので、迷うことも無い馬です。




 同じく土曜新潟12Rで勝ったロリポップガールは前走中京での通過順位が9-9-10-9で4着ですから5アップ馬です。昇級馬を除けば5アップしているのはこの馬しかいないので狙いとしては安心できる一頭でもありました。





 新潟でも東京でもしばらく使える技ですので、適切な馬がいれば積極的に狙ってみると良いと思います。σ(^◇^;)