呼吸をするかの如く、小松菜農家をいたします。 | K&K FARM 小原英行のブログ

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同じ江戸川区の門倉農園と共に、発祥の地江戸川区で都内の学校給食を中心に小松菜を栽培出荷しています。

先日のこと、気が付いたら46歳になってましたw

 

いやー・・・完全に折り返したね、実際うまく長生きしたところで92歳っていったら大往生だものね。

というわけで、折り返しだからってわけではないんだけど、最近色々仕事に変化が出てきてさ・・・

過去から今までを追うと

 

 

『市場出荷編』

市場の競りで一番をとりたーい!!!(20代、若かりし頃の小原である。視野が狭いw)

が、そんな気持ちで親父のあとを追いかける日々。年間通じて持てる耕地でキッチリ栽培し、すべて市場に持っていく。

そして、競りでトップをとる。そんな日々でした。体力もあったし、忙しくても関係ないw

 

という男気溢れる体力にモノを言わせた農業経営💣w

今遡っても、ある種これ以上ない素晴らしい時代だったと思うし、そこから得たものはとても多い。

ただ、継続性がなかったwwwww81歳の親父と46歳の俺には真似できない。

 

 

『学校給食参入編』

市場出荷と並行して、学校給食でもちゃんと仕事をしていきたい!!!(欲張り30代の小原)

中野区の給食業者の長島さんという、尊敬すべき面白すぎるおっさんと出会いました✨

その人と今日まで、これからもなんだけど、給食の仕事をすることに。

 

量が増える前までは、市場出荷の合間を縫って、余剰分を給食に。(市場8:給食2)

量が増えてからは完全な2足の草鞋(市場5割:給食5割)

さらに増えてからは(給食9割:市場1割)

 

最後の頃、市場は出荷調整という段階まで来たけど・・・季節による生産の揺れ幅がかなりあるので

市場出荷をゼロにはできない日々が続きました。時によっては1ケースだけ市場に持っていくことも。

泣けるデリバリーw泣けるほどの築地までの往復でしたw

 

『給食専門編』

市場に卸すにしても、デリバリーが1箱とか2箱とかの出荷はとても効率悪く、仕事にならない!!!(最初に気が付けw)

けど、給食=契約栽培だけだと、足りないときも困るし余ったときも困る!!!どーすんだよ。(困惑する40代)

そんな悩みを抱えつつ、この頃から今の相棒の門倉周史くんと一緒に仕事をし始める。

 

K&K Farmを名乗り始めました。

 

そして、しゅーじくんと色々農業経営を考えていくうちに、市場出荷を完全に離れ、契約栽培100%の農家になりました。

実際は給食が95%、飲食店さんや病院などが5%くらい?とりあえず『給食専門の小松菜農家です』と名乗れるレベルに。

 

日々過ごすうちに、理想としては作りすぎてもダメ、余ってもダメ。

 

一番必要とされるのが、計画的安定栽培だということに気が付きました。

 

  

 

目指すべきは、失敗しない。何も無駄にしない。狙って作ったものを狙い通りのマーケットにキッチリ納め続ける。

これを目標とし、日々歩むことに。まぁ無茶苦茶難しいw

そりゃー、可能な限り必要なデータを集めました。日々観察は怠らず、失敗しないで安定的に作る。

そして計画性を確立する。

 

 

 

そして、先日46歳になって思いついたことがありました。

この非常に難しい(と思っています)計画的安定栽培を

いとも簡単に呼吸をするかの如くやれたらかっこいいよね。

平然として計画的安定栽培を出来たら次のステップに行けるよね。

 

ってな。

 

 

実際・・・

 

どんな天気でも、どんな注文が来ても、常に余裕を持ってうまいこと捌き続ける。

これを今から1,2年の目標とし、挑み続けることを誓います。

 

でっきるかな、でっきるっかな♪

 

 

46歳になり、たくさんの誕生日プレゼントをいただきました。ありがとうございますm(__)m

その中で2人のライバルより、何かを成し遂げないと飲めないようなウイスキーの贈り物をいただきました。

 

  

 

この誓いを乗り切った頃に大切にいただきます。