「虹空」 | フラメンコギタリスト樫原秀彦のブログ 

フラメンコギタリスト樫原秀彦のブログ 

日々の気づき
忘れるもの忘れないもの
変わるもの変わらないもの


「緩やかな離脱の先に辿り着く岸辺」
東京を出る前に敬愛するアーティスト
小二田さんが発した言葉の意味を
ずっと考えていた。
その言葉の意味が自分の中で
ようやく腑に落ちた気がしている。

熊本に着いてからの一カ月は
園田みつよし氏の選挙の手伝いを
毎日、同じ釜の飯を一緒に食べながら挑んだ。
結果は落選だったけど
あれから一カ月
仲間達はそれぞれの新しい道を
選挙の前よりも強く歩いている。


石神山公園の選挙フェスにてオープニングアクト

東京で暮らしていた18年間
自然への未知なる畏怖は
リアルで鮮明な畏怖へと
変化し初めた気がしている。
人間として退化してしまった
感覚を自然な流れで焦らずに
取り戻していきたいと思っている。





今、僕は金峰山の一角の
天水という地区で暮らしている
ルームメイトは農業をする為に
福岡から熊本へ移住してきた
28歳の心優しき2人の
ヒップホップのラッパーと
ブラックミュージックのDJ
夜な夜な愉快なコラボが起きていて
腹がよじれるほどに笑い転げることも
シバシバであります。
そんなおり!
皆んなでレゲーバンドを!
結成することになり!
フェスバンドを目指すつもり!
なのか?
取り敢えず20年ぶりにエレキギターを手にとってみようかと考えている
彼ら3人と出会えて本当に良かった。
天水の夕日はただ美しい



ゴールデンウイークに
阿蘇で行われた音楽フェス
「虹空」に参加してきた。
昼は縄文の聖地「押戸石の丘」で
ギターを爪弾き


夜はステージで
こちらに来て完成したばかりの
新曲を愛妻の由美ちゃんと演奏した



アンナププルナ農園の正木さんの
「2020年のオリンピック開催を前に
徴兵制は復活し、戦場へ行くことを拒否する平和主義者である君達の行く先は福島第一原発になるだろう」という言葉の意味を理解しつつ
良質な音を存分に満喫し
素敵な時間を過ごしてきました
本当にありがとう「虹空」。

自由に舞え優雅に生きろ
旅は続く、、、