フラメンコギタリスト樫原秀彦のブログ 

日々の気づき
忘れるもの忘れないもの
変わるもの変わらないもの


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3.11からもうすぐ6年が経つ今年も
この日にLIVEをやることにしました。
アーティストの端くれとして何が出来るのだろうか?
という自問を繰り返す日々は、今も続いている。たぶん死ぬまでそうなんだろう。
あの日を境に世界が一変した人。
そうでない人。それは人によって様々なんだろう。
僕の場合は前者であった。
もし良かったら6年目のの3.11を
一緒に過ごしませんか。



今回のLIVEに参加してくれるカナダ人の
尺八奏者 Jeff Cairnsさんと出会ったのは
昨夏の事。金峰山在住18年のジェフさんとは
ご近所さん同士。
山暮らしも人生も 音楽家としても
僕の大先輩なのだが、
最近、どちらかの家で定期的に即興セッションをする様になった。
その時間は僕に豊かさと精神の安定を与えてくれる。
ある日、セッションを終え2人で静かに
山を眺めながらコーヒーを飲みつつ
ジェフさんにいろいろな事を尋ねてみた。
天災や自然現象の事。
熊本地震や川内原発の再稼働の事。
そしてスピリチュアリティーについて。
ジェフさんからの返答は、僕が明確に言語化出来ない事もクリアーに伝わってくるものだった。
生命あるものは等しく尊いと思うのだが、
いつの日か人類が地上から消滅しても
唯一残るものがあるとすればそれは、
「言葉」なのかもしれない。
ジェフさんには当日、即興セッションの前に
「Fukushima」について語って欲しいと
お願いをしてみた。もちろん快諾だった 。
No improvisetion No life ‼︎
そっと目を閉じてジェフさんが奏でる美しい
尺八の音色に耳を傾けて欲しい



そしてもう一人心強いアーティストが参加してくれる。ピアニストの須藤かよさん。
僕達の共通点は一般的に言われている
東京から熊本へやって来た3.11移住者であり
現政権が次から次へと強行採決を繰り返す
トンデモ法案に反対するデモに参加したりしていて
そして僕達が繋がった最大の理由は、
ブラジルの鬼才 エグベルト ギスモンチの音楽をこよなく愛している事。
LIVEはミュージシャンを丸裸にする場所である。
音の向こう側にその人の思想や哲学、
人間性や葛藤が見えてくる。
オーディエンスを甘くみてはいけない。
偽りは容易く暴かれるものだ。
なんか段々と熱くなってきてしまったが、
開かれた感性 、卓越した技術と作曲のセンス
繊細さと情熱を合わせもった躍動感溢れる
ピアノの音色 。
断言する須藤かよは本物のアーティストだ!
ちなみに、かよちゃんは国立音学大学卒!
俺は東海大学体育学部中退!
まあそこはいいか(^o^)



出演者紹介は次回に続く、、、、

Special Thanks
フライヤーをデザインしてくれた
西崎敬祐&美晴 夫妻
写真を提供してくれた住友勝弘さん
心の友達!いつも本当にありがとう。

⚫️2017/3/11/土曜日
Open 19:30 Start 20:00
Charge ¥3000

⚫️長崎次郎喫茶室
熊本市中央区新町4-1-19
長崎次郎書店2階
096-354-7973

⚫️出演
Jeff Cairns : 尺八
須藤かよ: Piano

Universal Flamenco Orchestra
樫原秀彦 : Flamenco Guitar
樫原由美 : Vocal
野田沙織 : Violin
柴田樹 : Percussion












 

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昨年の末に新しいユニットが誕生しました。
ピアノの須藤かよさん。サックスの伊澤隆嗣さん。そして ギターの僕。
3人の共通点は3.11を機に伊澤さんは群馬から。僕とかよちゃんは東京から熊本へ移住をしたミュージシャンであること。
その他にもアーティストとして人間としての共通点を多く見出せるのだけど省略(^o^)
時の流れの中で偶然が重なり合い
長い沈黙を経て出会あった3人が
これからどんな音を紡いでいくのだろうかと思うと胸が熱くなってくる。この歓びを誰かとシェア出来たらいいな(^o^)





僕達が伝えられるものは
「音の真髄」なのか⁉︎
昨年末に金峰山の我が家での初リハーサルを終えて降りて来たのは
「螺旋」という言葉だったけれど⁉︎
取り敢えず最初のLIVEを2月17日にやります
「新しい旅の始まりだ!」
この旅がヨーロッパ、南米へと繋がっていく予感がする。。





2017/2/17/Friday

「Dedicate to Egberto Gismonti」

Kashihara Hidehiko
Guitar
Sudo Kayo
Piano
Izawa Takatsugu
Sax

Open 19:00
Start 20:00
¥2500

Cafe Jarrett
熊本市中央区水道町1-19
ヴィラージュビル1F
069-273-6672






 

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Universal Flamenco Orchestra
今年最後に4人が揃ってお届けできるLIVE
魂を込めてやります!



Universal Flamenco Orchestra Live @ 長崎次郎喫茶室

12月10日(土)
開場 19:30
開演 20:00

チケット
⚫︎前売り ¥2,500 
⚫︎当日 ¥3,000
( ペア割引 : 二名様以上でお一人様¥2,500 )
⚫︎高校生以下一律 ¥1,000

【チケット販売・ご予約】
長崎次郎喫茶室
☎︎ 096-354-7973
熊本市中央区新町4丁目1-19 長崎次郎書店2階
☎︎090-4726-3928 樫原

UFO Member
★樫原秀彦 : Flamenco Guitar
★樫原由美 : Vocal
★野田沙織 : Violine
★柴田樹 : Percussion

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今度のLIVEをオーガナイズしてくれたのは写真家の住友勝弘さん。頭脳明晰、頭の回転がやや早過ぎて、一般的な社会生活を過ごすには、周囲との不調和を感じていることが少なからずあると思われるが、ミュージシャンと自然界の神秘を撮らせたら天下一品!慈愛に満ち溢れた心優しきおじさん。現在、天草の大江で暮らしている住友さんとは、東京にいる頃からの知り合いで、僕より少しだけ遅れて熊本に移住をして来たのだけど、元来、お互いの思想が近しい事もあり、少しつづ親睦を深め今は僕の大切な心の友である。そんな住友さんが今、天草で小さな風を吹かせているらしい!そばにいる訳ではないので詳しくは判らないけれど、その風はこれから、きっと虹色に輝いていくことだろう。今度のLIVEで僕達夫婦の奏でる音楽が、その風に少しだけ鮮明さを与えることが出来たら僕達夫婦は凄く幸せだ。



3.11以後の世界で東京を離れ全国各所への移住を選択した人生がある。
希望を抱きながら皆がそれぞれに新しい生き方を模索しているのだと思う。移住した土地は決して楽園などではなく、光と闇が混在するリアルな日々の営みだ。
最近、会う人から口々に「ご活躍ですね」と言われる。。
素晴らしい熊本のミュージシャンや共演者達に恵まれて日々活動はしているけれど、いつ廃業してもおかしくない状況で心が折れてしまいそうだ(^o^)



それでも僕が必死こいて演奏活動をやり続けている理由やモチベーションの一つに僕と関わりを持ってくれている友達へ、伝えたい事があったりする。生きてると皆んなそれぞれにいろんな事があって、良い時もあれば悪い時もある。でも大丈夫!この世界は1秒1秒つねに変化していく。同じものなど一つもないんだ。もし心が折れそうになった時は、その刹那の中で、なんだか解んないけどいつも笑っている僕の間抜けな顔のシワをふと思い出して欲しい。

 

自由に舞え優雅に生きろ 

 

住友さん、ありがとう!思いっきり楽しんじゃいますよ〜〜♫



All Photo By 住友勝弘


過去の記事「生きること」
http://s.ameblo.jp/hide-flamenco/entry-12000139724.html

最後にLIVEのお知らせです
10月23日 日曜日
天草市天草町大江、
「ロザリオ館と大江天主堂を望む古民家の庭にて」
出演
フラメンコギター&歌
樫原秀彦&由美
参加費は投げ銭と成りますので、
皆様、お誘い合わせの上お越し下さいませ。時間は夕方の四時頃からを予定しております。
#大江天主堂
#ロザリオ館
#フラメンコライブ
#天草

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「First impression」
パコ・デ・ルシアのフラメンコギターを初めて聴いたのは24歳ぐらいの時だった。ブラジルの鬼才 エグベルト・ギスモンチやラルフ・タウナーといったECM系のギタリストに夢中だった僕の耳にパコのギターの音色はどこか異質で、その響きの中に強靭な意志を感じる事はできても、掴みどころの無い異文化の音楽という印象であった様に記憶している。
その頃、若さ故だったのかニューヨークにある女性と駆け落ちをして、何故か極度の人間不信に陥り、失意の只中で見出した希望は「言葉の無い音だけの世界」。僕の興味はJAZZという音楽の世界で如何に即興演奏が出来る様になれるのかに集約されていた。故に僕はその時、パコ・デ・ルシアの音楽をスルーした(^o^)。

「敬愛」
それからしばらくしてイゴーという
ロシアからニューヨークへ亡命してきた自称ジョン・マクラフリンの一番弟子で、パコを崇拝する空手家でJAZZとFLAMENCOの二刀流ギタリストから、フラメンコギターとJAZZの音楽理論と作曲の仕方を教えてもらうことになる。
世のフラメンコギタリストにとってパコという存在は神であり、父であり、師であり時に大切な心の友であると思うけれど、イゴーがパコの偉大さを語る時の嬉しそうな顔や、パコのフレーズを弾いて聞かせてくれた時の情熱や、パコの私生活での人間味溢れるエピソードを喋る無邪気で幸せそうなイゴーの笑顔をずっと忘れないだろう。
僕の人生はイゴーとの出会いが無かったらどんなだっただろう。今となってはもうどうでも良い事だけど。

⚫️以前の記事 「なんでかフラメンコ」
http://s.ameblo.jp/hide-flamenco/entry-11514339917.html



「天才」
パコの事を表して「天才」という
言葉を耳にする度に違和感を感じる。パコは間違いなく「努力」の
人だった‼︎ 僕は身をもって知っている。フラメンコギターの技術を習得する為に費やした時間と労力がどれ程のものかを。日々進化し続ける為にやり続けなければない練習がいかに大切かを。勿論それがパコ・デ・ルシアの奏でるフラメンコギターともなれば、自分とは次元が全く違うんだけどね。三次元と四次元ぐらいの違いだろか(-_^)

「革新的な歩み」
2週間ぐらい前かな?東京に住んでいる音楽プロデューサー兼作曲家&ピアニストの兄から熊本地震以来、久しぶりに電話がかかってきた。
熊本では電気館で10/22から上映される映画「パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト」を観た兄は、いろいろな側面から偉く感動していてテンションがやけに明るかった。僕は何だか凄く嬉しかった。今日も大阪の友達から映画の感想のメールがあったりして、パコの映画を観て僕の事を思い出してくれるとは、、、本当にありがたい事だなと思う。
兄との会話の中で印象に残ったのはパコが自宅でMacを使ってるシーンについてだった。
パコの創作活動は常に革新的で
微塵の妥協も自らに許すことのない
ストイックな姿勢。時代の潮流を読む嗅覚とテクノロジーへの対応力の高さ。同時代を生きるフラメンコギタリストやフィールドの違うアーティスト達への愛に満ち溢れ、力強いけれど繊細で美しく、深い悲しみと歓喜に満ちた多くの素晴らしい作品を世に残してくれた。10年に1枚のペースでとんでもない作品を創り続けたのだ。パコの遺作となってしまったアルバム「Cositas buenas」は間違いなくパコがMacを駆使して創った努力の結晶だろう。フラメンコ以外の音楽から影響を受け研究し続けたパコならではのコード進行。躍動感溢れるリズムの中で構築されていくメロディーとハーモニの集大成を聴くことができる。なんてったって多重録音が進化してパコが2人いて音楽やってんだから贅沢の極みなのだ!



ただ僕のお薦めのアルバムを1枚だけ言いなさいってなると前作の「Luzia」になります。このアルバムはフラメンコギターに一生を捧げ、フラメンコを芸術の領域にまで昇華させる事に尽力したパコのフラメンコ魂を感じることが出来るとんでもない作品です。
特に7曲目のブレリアと8曲目の盟友カマロンに捧げたロンデーニャは
秀悦で、これほどの演奏と曲が地球上に生まれる事は今後ないんじゃないかと思います。苦難の果てに地位や名声やお金を手にしたパコが最後まで求め続けたものは何だったのだろうか?願わくば僕もパコと同じものを求め続けています様に。



最後にライブ告知です。
以下、電気館のFacebookより抜粋
★「パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト」公開記念ライブのお知らせ★10月22日(土)~公開「パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト」の公開を記念して、初日上映終了後にフラメンコ・ギタリストの樫原秀彦さんのソロ・ミニライブを開催致します!
 現在、デンキカン受付にて、公開記念ライブチケットを販売中☆
こちらのチケットは、映画代&ライブ代込みで2,100円です!
 10月22日(土)
18:00~19:40「パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト」
上映終了後、映画の余韻に浸りながら、ライブを楽しまれてみてはいかがでしょうか♪?

http://respect-film.co.jp/pacodelucia/










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