明日は敬老の日だ!
と
思い出してアルツハイマーの93歳のおばぁーちゃんに会ってきた
と
思い出してアルツハイマーの93歳のおばぁーちゃんに会ってきた
『みほだよー!』というと
『あぁ!みほね!』
どうやら子供のときのちっこい私で止まっているらしい、歳を言うと目をまん丸にして、ババァ〜!という、自分はミイラみたいなのに、笑
私がちっこいころは、チャンネル買収疑惑でうちのママンに怒られたりしていたお茶目なおばぁーちゃん
みたいテレビ番組がある時は、コッソリ私にチャンネルを譲ってくれとお小遣いを渡していたらしい、そして快諾するみほ、小さな頃はまだ長いものに易々と巻かれていた、笑
今はキヲクもとぎれとぎれだけど、当時はブイブイ言わせ奇想天外で、ちょっとブラックジョークを言ってニヤリと笑う、なにかとウマがあったおばーちゃんだ、笑
今日も饒舌に話し出し、車椅子に乗りながら踊って見せたり、ケタケタ笑ったり、たまに故郷に帰りたいと言って私達の胸をギューってした後にすぐ忘れちゃって、また昔の楽しいこと思い出してケタケタ笑って、いつのまにか寝る
人の本質は、キヲクがなくなっても残るものだなぁって
今年になって、うちの両親はおばーちゃんの介護の大変さからアルツハイマー保険に入ってた、そんなんあるんだなぁ、時代だなぁ、と、ありがとう、と働き盛りのわたしは思うのです
介護のために、働けなくなる、働けなくなるから、介護が困難になってしまうという現代問題もたくさんありますね
身内にはいつまでも健康でいてほしいと思うと同時に、早くいろんな特効薬ができて介護するほうもされるほうも心身ともに健やかに歳を重ねられる世の中になってくれればなぁ、と思います
なかなか自分のことばかりを優先して会いにいけてなかったから、今日は行けてよかったなぁ
おばーちゃん、ミイラみたいになっても、あったかくてカワイイ人
いろんなこと教えてくれてありがとうだ