２００８年５月の終わりころ、私は初めて一人で京都へ行きました。
精神的にはまだ不安定な時期でその頃の記憶があまり無いのですが、ミントの遺毛を小箱に入れてボーっと通路側の座席座って外を見ていました。
向かったのは「京都絆屋 」さん。
メモリアルジュエリー作家の地石さんにミントの指輪とネックレスをお願いしていました。
「最終工程でミント君の遺毛を入れます。できたらこちらに来て見て頂けませんか？」と言われてお伺いしました。
京都らしいお宅が工房になっていました。
ミントの写真を見ながら涙ながらに私の想いを伝えると、黙って聞いてくださりました。
そして「メモリアルジュエリーは残された方のためのものです。僕は残された方の心のよりどころになるのであれば・・と、この仕事を始めたのです。」
工房で丁寧にミントの遺毛をカットして、それぞれ指輪とネックレスに収めてすっかりお洒落になって私の手元に返されました。
カットしているので短い毛とかたくさん出ます。
それをブラシで集めてティッシュでくるんで、地石さんは私に言いました。
旅立った大切なご家族やペットの遺毛やご遺骨でしょう？
どんな少量でも捨てることなんてできませんよ。
だからね・・・残ったものはこうしてまとめておくんです。
そして８月１６日の五山の送り火の日に大文字の一番上、大の字の一番上で焼いて頂くのです。
一年間お預かりした皆様の想いをあの世へとお送りします。
そして翌日、また山に登って灰をもらって帰って来ます。
灰も無駄にはしないのです。
横尾さんも今年の８月１６日の午後８時になったら京都の方角に向かってミント君の魂を見送ってくださいね。
９回目の８月１６日がやってきました。
いまでも五山のてっぺんでは絆屋さんの魂がお空へ還っていくのかな？
そしていまでもミントの指輪とネックレスは私を守ってくれています。
先週のオープニングパーティーの時も左手の中指でミントは私と共にいてくれました。
毎年８月１６日はこの話を書いていると思います。
「言葉って響くな」そう思うのです。９年たっても思い出すのですから。
絆屋さんに出会って一か月後に私は初めてアニマルコミュニケーションセッションを受けに鬼怒川へ向かいました。
そこでミントの声を届けてもらい、今の私がいるのです。
動物の心を伝えるアニマルホリスティックヒーラー よこお美香でした。
・８月１７日（木）１０：３０～１６：００
１枠３０分のペットコミュニケーションをいたします。ご予約制となります。
１３：００～
１３：４５～
１４：３０～
ご予約可能です。
・ ８月２２日（火）１３：００～１５：００
・ ８月２５日（金）１３：００～１５：３０
・ ８月２６日（土）１３：００～１７：００
・８月３１日（木）１３：００～１５：３０
◆潜在意識と繋がるペンデュラム体験会（ペットコミュニケーションミニセッションあり）
・ ９月１５日（金）１３：００～１５：００
・ ９月１３日（水） １０：３０～１６：３０
・ ９月１７日（日） １０；３０～１６：３０
ご予約制となります。
アメリカ在住で私の師であるアニマルコミュニケーター太尾和子さんとコラボお話し会を開催いたします。アニマルコミュニケーターを学び中の方、すでにプロとして活動されている方を対象にした内容となります。
お陰様で今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
陽だまりのしっぽは「動物と人の魂の共生」をお伝えしています。
”全ての動物の心と身体と魂が光に包まれ安らかであり続けますように”
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