少数民族黒モン族に会いに 旅の綴り
【2日目 徒歩約5時間山を越え谷を越え到着編】



標高1600m雲の上の街サパに到着。ここを中心とする回りの山岳に12ほどの村があり、少数民族が伝統と誇りを持って暮らしています。


民族衣装によって、黒モン族、白モン族、花モン族、また赤ザオ族等に分かれています。約5時間かけ山走る人を越え谷を越え、ラオチャイ村を目指します!




朝6時頃ラオカイに到着。寝台列車は結構揺れますが、不思議と熟睡できました。ここからバスに乗って約1時間サパという街まで行きます。



7時頃サパに到着。ここサパは中国との国境に近い標高1,600mの山岳の街です。雲の上の街と言われ約130年前は地図に無い街だったそうです。お昼頃には少数民族が各村から出稼ぎに集まってきます。



「村までガイドするよ」と1番に声をかけてきたマオ。20歳です。彼女と一緒に村までトレッキングします。



朝食を食べてから少数民族のラオチャイ村を目指します!サパを少し進むと完全に別世界♪



朝は雲に包まれています。



「左に行けばイージーロード、右はネイチャーロード、どっちにする?」迷わずネイチャーロードで!



夜露で地面はぬかるんでいます。山は得意だったのですが、何回かこけてしまいました(笑)野生の動物がいっぱい!アヒルに会ったり、



野生の水牛とすれ違ったり!



村まで約5時間だそうです。平地では無く山を越え谷を越えの大冒険。ようやく民家が見えてきました。



第一村人発見!半ケツで遊ぶ少年。どの子供もみんなとても元気です。



ちょうど中間地点に休憩場所がありました。



ここからの棚田の景色が最高!今は田植え前ですが5月頃は苗で緑一色なるそうです。



涼しい顔をしたおばあちゃんも登場。この距離もさすが全然平気そうです。



この民族衣装がホントカッコイイ!衣装を藍で紺に染めているので『黒モン族』と言われます


名前忘れましたが、マオがくれたサトウキビに似たかじると甘い食べ物。パワー回復です。



休憩していると子供たちが集まってきます。日本からお土産に持って行っていたシールをあげると大喜び。ほっぺに貼ったり、



得意げにおでこに貼ったり♪



大きな橋を渡って村へ入ります。



棚田が芸術的。



「道案内してあげるわ!」仙人の様に棒を操るソウ(右)達ちびっ子女子軍団。この子にとても懐かれました。



急な上り坂でも、みんな歩くのが早い。



「シンチャオ!」元気よく駆け寄ってくる鼻を垂らした昭和な男の子たち。



素敵な景色です。1月のサパは寒いと言われていましたが本日気温は14度ぐらい、ポカポカです。



村に到着して昼食を食べます。その間もソウ軍団はずっとそばを離れません。子供たちはみんなとても愛嬌があって、笑わすとすぐ爆笑します。



ここでガイドのマオとも別れて村をぶらぶらします。



ゆっくりとした時間の流れ。



のどかです。野生の鳥、牛、豚、犬。なんでもありです。



道端に水牛の巨大ウンチもいたる所にあって。



黒モン族。



赤ザオ族。大きい子供も親の手伝いが仕事です。畑に行ったり手作りのお土産品を売ったり。




男の子は自分達の世界でやんちゃに遊んでいます。たぶん女の子たちは小さい頃からままごと感覚で物売りをしながら、モン族の女性として生きて行く力を養っていくのかなと思います。




本日はガイドのマオの紹介で、タヴァン村の民家にホームステイします。民泊に近いです。今日は歩き疲れました、ゆっくり休んで明日も歩き回ろうと思います。


つづく。


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