カブ…、寂しいよなあ…。 | 日々是好日―ミックス犬カブとの第2章―

日々是好日―ミックス犬カブとの第2章―

「老犬レオ―日々是好日」の続編。
カブと、マーヤ、りりな、きなりの3姫と…。

レオ爺が旅立って1ヶ月が過ぎ、母さんは多少無理をしているのかもしれませんが、「もういない」という現実を受け入れて、毎日淡々と生活しているつもりです。


そして食欲が落ちるわけでもなく、散歩も楽しそうに出かけるカブは、当然のことながら「今」だけを見て暮らしているものだと思っていました。


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でも、何となく違うのです。必要以上に大人しくなっているのです。


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考えてみれば当たり前で、カブはうちに来た瞬間からずーーっと、ほぼ片時も離れずにレオ爺と暮らしていました。

一人ぼっちで留守番をするのも初めてのことです。


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人間の父さん、母さんからすれば、レオ爺は18歳の大往生で、とても安らかに旅立ったのだから後悔はないと、頭で納得することもできるのですが、カブにしてみれば、「大好きなレオ兄ちゃんが、そばにいない」という厳しい現実だけが突きつけられているようです。


レオ爺が亡くなった日に、大先輩の犬の飼い主Yさんが電話で、「一番辛いのはカブじゃから、あんたがしっかりせんといけんよ~(←おばちゃんだから、当然岡山弁です!)」と言って下さいました。


飼い主のペットロスに関する本はたくさん出ているのですが、同居している動物のペットロスを取り上げているものって少ないですよね。


鷲巣月美編『ペットの死、その時あなたは』という本の中では、「犬や猫の場合、平均で約3ヶ月程度、友の死の影響を受け続ける…」と書かれてありました。


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カブが今、落ち込んでいるとしても当たり前ですよね。母さんが落ち込んだ時に犬達がそうしてくれたように、今度は母さん達がカブに寄り添ってやろうと思います。