脚湯法 (西式健康法の足湯法) | 西式健康法 - 養生講座/実践方法 「日々花家」ブログ

西式健康法 - 養生講座/実践方法 「日々花家」ブログ

西式健康法を中心に、食養生(病気を防ぐ、より健康になるための食事法)や断食法、エコ生活の工夫を少しずつご紹介します。講座も随時承っております。

講座やイベント等も随時開催しておりますので、お気軽にお問合せください。

西式健康法に、「脚湯法」という療法があります。

冷えを感じるとき、風邪をひいて熱が出たときなんかにこれで発汗を促すととても良いですが、また、妊婦にも特に良いとされているのでやってみたら気持ちが良くて、最近けっこうハマっているのでご紹介します。

---

脚湯法

●目的

下腿に停滞している酸性血液をアルカリ性に戻す
頭寒足熱の体質作り

●適応症

感冒、頭痛、発熱性疾患、結核、肺炎、糖尿病、腎臓病、疲労、不眠症等
特に妊娠腎によく効く

●方法

・まず、毛管運動を1-2分

・下腿を40度の湯につけ、5分おきに1℃ずつ温度を上げていく
  40℃ 5分
→41℃ 5分
→42℃ 5分
→43℃ 5分 (合計20分)

*身体は厚着をして、毛布などをかぶってよくあたため、発汗するようにする
*熱い柿の葉茶を飲みながら行うのが良い

・終わったら必ず、脚を冷水(14℃くらい)に2分つける
 (16℃なら2分半、18℃なら3分半、としっかり冷えるまで)

・足の水分をよくふき取る

毛管運動1-2分

・しばらく安臥

●注意点

発汗しない場合は、十分に発汗するまで時間を延長する。(最大40分まで)
お湯にからし粉を入れるのも良い

●タイミング

健康であれば、午後が良い
(熱がある場合などは、午前からやっても良い)

---

・ひざ下までつけられるといいですが、そんなに深い容器がなければ、アキレス腱が隠れるくらいの高さまでつけられるといいです。

・温度を上げるには、熱湯を注いでいきます。また、長時間する場合、温度が下がらないように適宜お湯を足してください。温度管理のできる脚湯器があると便利ですね。

---

私は今年の1月(妊娠5月目)から脚湯をよくやりました。

できる日は1日2回、昼夕とやってみましたが、始めた日から、とてつもなく眠たくなりました。それはもう冬眠に入ったかのように。。


特に始めて最初の数日は、朝9時頃に目が覚めて、お茶を飲んだら眠たくなり寝て、昼に起きて昼ごはんを作って食べたらまた寝て、気がついたら夜で、ちょっと仕事をしたらまた眠たくなり食事もそこそこに寝てしまい、朝を迎える・・・、という感じでした。

寝ていられない日は脚湯をしないとそれほど眠くないのですが、またすると眠くなり・・・という日々でした。

そして、1週間もするとそんなにではなくなり、さらに1週間するともう何でもなくなりました。

下腿に停滞している酸性血液」を解毒するのに身体のエネルギーをかなり使ったのだと思います。

足は子宮に繋がっているので、脚をあたためると赤ちゃんも気持ちがいいみたいで?、よく胎動を感じました。
暑くて嫌がってるのかな??とも少し思いましたが、母体がこんなに気持ちがいいので、赤ちゃんも快適だったはずです。
妊娠中は、母体の感覚を大事にするのが一番だと思います。

---

妊婦でない方も、もちろん男性も、下半身を温めて解毒を促すのにとても気持ちが良い療法です。
何回かやって慣れておくと、熱が出てフラフラになったときにも助かります。

ぜひお試しください





健康道場日々花家のホームページ
日々花家オンラインショップ
ブログTopへ
ブログrankingへ 西式健康法 / 断食 / ナチュラルハイジーン / 食事法全般