東京ではもう桜が見頃なんですか?

京都はまだまだですね~

昨日、そして今朝も寒くてヒノコではペレットストーブ活躍中です


外が暖かく、家の中が肌寒い

これからしばらくはそんな日が続きますね

ストーブ点けるとすぐに暑くなりすぎる…

そんな時に重宝するのが火鉢の炭火

ほんのり暖かくて肌寒さにはちょうどいいですよ


そんな炭の出番も季節と共に段々変わってきます

みなさんも、もう既によくご存知のように

炭は湿気も取ってくれます


ヒノコの「木と火のある暮らしにっき」

私の母はこんなことを何十年も前からしてました

どこからこんなことを聞いたのか…

部屋の、ちょっと仕切りがあって風通しの悪いところに


ヒノコの「木と火のある暮らしにっき」

玄関にもこんな風に飾ったりして


こうやって湿気を吸ってくれる炭も

長い間置きっぱなしにしていてはダメ

湿気をがんばって吸った後

今度はそれを吐き出してしまうのでご用心!

実家の炭もお天気のいい日に

春の日差しに当てて乾さなくては!


母がこうして使っていたのは備長炭

湿気取りには備長炭が特にオススメ!

と言う訳ではなく、普通の黒炭でも大丈夫ですよ


備長炭…眺めていると一度火鉢で使ってみたくなる…

私は、火鉢にはいつも美山のカシの炭を使っています

備長炭は火の持ちはいいのですが

ちょっと火が点きにくいのが悩むところ

火鉢に美山の炭に火を点けて

その側に備長炭をおいて、ゆっくり火を移していく

それが一番備長炭にいい火の点け方です


ここで備長炭豆知識!

備長炭に火を点ける時

ガス火などで一気に温度を上げると

備長炭の中の小さな穴にある空気や水分が膨張し

パーン!と勢いよく破裂してしまうことがあるので注意が必要です!

金属のように固い備長炭のカケラが一緒に飛び散るとケガの元です!

だからゆっくり火を移すのがいいのです


そしてもうひとつ

私の母のように、湿気取りに備長炭を使い

私のように、それを火鉢で使ってみよ~

と言う時には、よ~く よ~く乾燥させてくださいね

湿気を吸ったまま火を点けようとすると、

その水分が膨張して…と言うことになりかねません

備長炭を保存する時はジッパー付きのビニール袋に入れて置くのがよい!

これ、旅日記でご紹介した

備長炭を焼いてらっしゃる方から教えてもらったことです


よく湿気を吸ってくれるのが

火を点ける時には仇になると言うことですね


さて、私も春の気持ちいい日に

しっかり母の備長炭を乾して

また、部屋の片隅でしっかり働いてもらい

ちょっとだけいただいて、肌寒い日に火鉢で試してみようかな~



まつもと