2は、もうすでに収益物件を持っている方に起こり、
「節税になっている」と言われたりします。
こちらの税金対策を謳っている業者さんは、
主にワンルームを販売していたりするんですが、
「収入よりも支出の方が1万円上回りますので、
月々1万円の支払いでこの物件を手に入れられますよ。
しかも、支払っている分は損益通算もできますから、
節税対策にもなります。」
と言ってきたりします。
しかし、30年ローンで組んだ結果、月に1万円だとすると、
年間12万円の支払いを30年間続ければ、360万円です。
その360万円を取り返すのに、
月10万円の収入だとすれば、
3年かかるので、
元が取れ始めるのは33年後、
管理会社への報酬や税金などの経費を考えれば、
さらに先ですし、
家賃が下がればもっと先になります。
あなたが40歳だとすれば、
73歳以降から実質的な不労所得の始まりです。
それまでひたすら持ち出しをして、
身体の自由が利かなくなってから
経済的自由を手に入れるよりも、
今から手に入れたいですよね?
しかし、このような節税が成り立っている時もありました。
それは、不動産が値上がりしていたバブルの時です。
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