ビッグウェーブⅠ(三共)~雪崩式垂直落下型脳天直撃ver~
パチスロに比べ、パチンコは昔から裏物というのはあまり噂にはなりませんでした。
局地的なハウスバージョンは出回っていたのかも知れませんが、全国的に普及した
裏物パチンコってありましたっけ???(海位かな・・・)
その理由は入れ替えペースが早い事もありますが、釘で簡単に割が調整出来る事も
原因なのかも知れません。
特に旧要件の時代は釘調整が店の個性の見せどころ的な感じで、かなり独特な叩き方
をしているところも結構ありました。
そんな時代、一番印象に残っているのがこのビッグウェーブでした。
先ずは基本的な玉の動きに関しては、こちらをご覧下さい。
それを踏まえた上で、自分が打っていたお店の釘調整。これ見てどう思います?
絶対大当りしね~~~!!って思いますよね普通(汗
何せ正規の入賞ルートが完全に潰されているんですから・・・・・
初めて見た時は釘がろくに見れない自分でも、これはやばいと思いましたw
でも不思議な事にビッグウェーブの島には結構な客がついており、そこそこ大当りも
発生しているんですよ。空き台見ても全部こんな感じの調整だったにも関らず・・・・??
通常の感覚なら、こんな怪しげな台には近寄らないというのが正解なんでしょう、でも
これだけ不気味な匂いをプンプン漂わせていたら逆に打ちたくなるのが一発台の魔力
なんですよねw
気がつけば自分も適当な台を選んで打ち始めていました。
飛び込みタイプの一発台ではやや弱めに打つのがセオリーですから、とりあえず釘は
見なかった事にして、普通に狙って見ました。
・・・・・すると!!!
即座に店長らしき人が近寄ってきて一言
「天狙え」
???・・・意味もわからず強め狙いに切り替えたところ
!!!
チンピョロスポーンって感じで見事に玉が役物に流れ込んで行きました(驚
そう、あのガチガチの釘調整は閉めていたのではなく、このルートを作り出す為の
ものだったのです。
勿論天ルートを通った玉が全て役物に向かうわけではなく、ほとんどはそのまま
天穴に入賞してしまうのですが、それだけに普通の一発台よりも玉持ちが良い上
何度も入賞チャンスが生まれるので、非常に楽しんで打つ事が出来ました。
只、この直撃verって実際に打った事がある人はかなり限られているのではと・・・
専門誌等で紹介された事もないので、多分このお店独自の調整だったと思われますし
肝心のそのお店も3日で元に戻しましたのでw