CRフィーバービーチ(三共) | 懐かしのぱちんこ名機列伝

CRフィーバービーチ(三共)

■大当り確率

・設定1:294分の1   (確変中98分の1)
・設定2:378分の1   (確変中54分の1)
・設定3:408分の1   (確変中51分の1)
*確変突入率13分の4(以後2回継続ループあり)


初期のCR機の売りは「確率変動機能」よりも「設定調整機能」の方が話題になりました。

一々釘調整をしなくても大当り確率をいじれば、簡単に割りの調整が可能となるからです。


但し、当時は「大当り確率は表示上の組み合わせの±10%以内」という内規が存在します。


例えば表示上、図柄が15個で3つ揃いで大当りの台があったとします。

この台の場合「15×15×15(各リールの組み合わせ総数)÷15(大当り数)」となります。

大当り確率は225分の1ですから、内部的に可能な範囲は「200分の1~250分の1」で

プログラムを組む必要があったわけです。


但し、この頃から専門誌が解析を誌面に載せるようになった為、表示上と内部確率に乖離が

あると、それだけで敬遠される傾向にありましたので、基本的にはほぼ表示上の組み合わせが

内部確率と一致していました。


おまけチャッカー機の時代の機種がほぼ225分の1前後の大当り確率となっているのは、これが

結構影響していたのではないでしょうか?



更に新要件に移行後は「ラウンド数×カウント数>(=)大当り確率×0.8」と条件が追加されました。

これにより、それまであまりなかった200分の1以上の高確率デジパチが登場可能となったわけです。


しかしこれらはあくまでも「常に同じ確率」が条件となります。確率変動を認めると、2種類の確率と図柄

組み合わせの整合性が必要となります。



そこでCR機の場合のみ特例として、通常と確変の合成確率が規定内ならOKとされました。

つまり、「通常確率が高い=確変確率が低い」となるわけです。



CRフィーバービーチはこの設定差が極端なものとなっており、「確変中のはまり」で比較的簡単に

最高設定が見破れたのです。まぁ、勿論その為には確率変動で当る必要があるわけですが、一度突入

すれば最低2回の確認が出来るわけですから、難易度は低かったような気がします。



当時はラッキーナンバー営業で40個交換が主流でしたから、そういう店なら結構設定1もあったんですよね。

そんな頃の忘れられない思い出と言えば・・・(以下メルマガからの抜粋です)

↓↓↓


実はこの機種に関しては2日間フル稼働で設定1を打ち続けた事があります。
設定公開なんてものはありませんでしたが、1K35回前後回る台で、2日間
で初当たり37回でしたのでほぼ間違いないでしょう。

しかし、この初当たりに対し確変に突入したのが何とわずかに「2回」・・・

更にこれだけ当たりまくったのに10時~11時・14時~15時・18時~
19時のサービスタイムで一度も当たらなかった為、稼動のほとんどが現金投
資だったという笑えない落ちまでついています。

ま、それでも何とかギリギリ収支はプラスにはなったものの、当たる度に店員
や常連さんに、呆れられたり冷やかされたりしたのはねぇ・・

そういえば初日にフル稼働してたいした収支にならなかったので翌日も朝から
同じ台を打ちに行った所、前に並んでいた常連さん達がそれを覚えていてくれ
て「昨日の台打つの?」「だったらあの台は空けといてあげるよ」と言ってく
れたのが今でも記憶に残っています。

店に入ると店員さんがほっとした感じで俺を見てくれました。案の定釘は前日
の据え置きのまま、打ち始めると「今日は頑張ってくださいね」と声を掛けて
くれたのがやけに嬉しかったもんです。

↑↑↑ここまで


それまで突入率2分の1や3分の1は引いて当たり前と思っていた自分に、確率の

恐ろしさを思い知らさせてくれた出来事でしたw



■おまけ動画

大当り中

nobさんのブログ から転載しています



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