スーパーアレパチ(太陽電子)
■大当り確率40分の1
一発台として人気の高かったアレパチは新要件移行後、その役目を終えたかのように
姿を見かけなくなりました。
ところがデジパチの連荘システムが羽根物や権利物にも波及し始めると、今度は連荘機
として劇的な復活を果たす事となります。
藤商事の爆連アレパチ と並んで、数多くの連荘機を生み出した太陽電子の記念すべき
第一弾がこのスーパーアレパチです。
天下のスルー通過で、中央役物のうさぎの耳が開閉、玉が拾われるとその上の一桁デジタルが
回転し、7が止まれば大当りという比較的シンプルで、デジタルよりも役物を主体としたゲーム性
になっています。
デジタル出目に偏りが存在し、3が止まれば次に7が出易い。更に0・1・2は次に3が出易いくなっ
ていた為、うろつき攻略でハイエナ狙いに徹する人が結構いました。
又、左肩に玉が通過すると次回の回転のみ表示通り(10分の1)でデジタルが停止するという特徴
があった為、釘読みが正確ならばお宝台を見つけ出す事もそんなに難しい事ではありませんでした。
(初期は結構調整ミスがあった)
少なくとも、この時点でのゲーム性では藤商事(アレキング)とほぼ互角の人気を誇っていたと思うの
ですが、その後アレジン・エキサイトといったデジタル重視の連荘機に対し、あくまでも役物振り分けに
こだわった太陽電子はその後、マイナー機として扱われる事が多くなってしまいました。
又、藤商事の機種はプログラムを調べつくした上での、リスクの高い攻略法(体感機)が発覚したのに
対し、単純なプログラムミス(打ち込み玉数の強制リセット)による手軽な攻略法やリセットタイミングに
よる連荘モード狙い等、比較的簡単な攻略法が次々と発覚し、ホールからの信用を大きく損なってしま
ったのも、設置が伸び悩んだ理由だったのかもしれません。