でわでわ改めて続きを。
現在の上久堅側の車両進入可能限界点から続けさせてもらいます。
前日午後5時に彷徨っていたあの柵の場所です。
右手に赤の十字にそれどれの行き先が記されていますが。
これがわかりにくかった。
正面の柵が昨日歩いてきた「卯月」と木札に書いてあった道。
左手にも柵で閉じられた「照仙閣」へと続く道。
これが地図で記される国道。
柵を背にするとこの景色。
前方に2本の道。
右手には柵で閉ざされた「照仙閣」方面へ続く国道があり、左手にはもうひとつ柵で閉ざされた細い道がある。
見ようによってはさっきの赤い十字の案内板にもう1本実際には道がある5差路のようにも見える。
暗闇の中でこれをどちらへ行くか悩み、確固たる根拠のないまま迷ったら上るという考えで、とりあえず左へ行くことにした。
しかしこの明るさでは迷わない。
それは柵から舗装路が右へ続いているのが、落ち葉があってもかすかにわかる。
左は言うならば分岐した道ということになる。
では自分の目に見えてる画像を出しましょう。
こんな感じです。
そして、
こんな感じ。
赤斜線内の国道が舗装されていたかどうかは未確認。
卯月山方面へ進むと路肩にガードレールが現れます。
昨日の暗闇では、やはり狭い道ですが、なんとなく、舗装されていないことと、国道というには違う狭さを感じてあまり進まずに途中で引き返しました。
こっちの道を行くと卯月山を越えて県道83号線へ出るようです。
では国道の右の道を進みましょう。
舗装が目視できるようになりました。
何気なくすれ違いできそうな道に見えますが、そう見えるだけです。
厳しいと思います、というかできません。
徒歩としては大きなスパン、車道としてはタイトに九十九折ながら下って行く。
自転車で上れば勾配もあり良い上りなはず。
こういった車の入ってこない舗装路は練習にはおいしい道です。
と、登場です。
国道256号線、おにぎり。
はっきりと確認できる国道標識は点線区間にはなく、上久堅側の実線区間の最奥がこれになります。
逆の上村側は国道152号線から国道256号線が分岐するという青看でしか国道を確認できませんでした。
おにぎりは存在しません。
落ち葉に隠れていますが、掻き分けると白線が。
一般の人にはこれが国道には見えないかもしれませんが、十分な3桁国道です。
ここがテレビにも出ていた場所。
国道と秋葉古道の分岐。
振り返りで撮影。
その木札のたっている場所が秋葉古道の入り口で、観音様のある道です。
テレビでは錦野旦が「ここが国道なのー!?」と入っていった道です。
古くは調べていないのでわかりませんが、現行の地図での国道はそちらではなくこの舗装路です。
秋葉古道の入り口。
その入り口からすぐのところに観世音堂。
1番観音ということになります。
石段の横に立てかけてある木の棒は昨日の夜に納めた枝。
さらに市街地方面へ歩いていきましょう。
ここまでは車が入ってくるのでしょう、路面も綺麗です。
振り返って撮影。
観世音堂へ向かって入ってくる車に対しての警告です。
国道256号線、この先通行不能。
周りに民家が見え始めました。
これも振り返りで撮影。
通行不能区間に向かっていく道の最後の標石。
「長野県」この国道が長野県の管轄だと示しています。
進行方向を向いて撮影。
こちら側に向けておにぎりがありました。
山側から車が来ることはないのに。。。
これ国道152号線にもありました。
ここはもうこのままで、国道474号のほうへ期待したほうがー・・・
152号と256号が不通区間を抱える路線なので今474号線を建設中です。
これが通れば全体的に通りがよくなるはず。
この474号線は長野県管理ではなく国土交通省直轄です。
つまり同じ3桁でも重要な路線です。
2車線になって普通の眺めになった国道をどこまでも追うつもりはありませんが、せめて県道との合流まで見送りますか。
合流手前の上村側から来た自分たちにとっては最後のおにぎり。
ありがとう256。
楽しかったよ。
県道との分岐点に256はこっちとありますが、よっぽどのことがない限りここへ入る車はないでしょう。
今立っている場所は県道83号であり国道256号線の重複区間になります。
以上で国道256号線小川路峠のレポートを終わります。
皆さんもぜひここを歩くときは秋葉街道、そして登山道という認識に国道だということをプラスして歩いてみたらいかがでしょうか。
YouTubeもありますのでどうぞ。