人に必要とされることへの必要とは?
という記事を書かせて頂きました。
誰かの役にたたなければ、自分の価値は無い と考えたり、自己否定感の強い方は、共依存に陥りやすく、美徳の陰に隠れてしまうので、病理に気がつきにくいというお話をさせていただきました。
現在、共依存は、治療の対象になっているようですが、共依存していても、関係が成長していけば、それは、親密な関係へと変化していくものであると考えます。
共依存の根底にあるものは、 「自尊心のなさ」 です。
他人の目を気にしすぎる 他人の批判を恐れることが根底にあるのです。
自己評価が低い為に、自分の感情に不正直なのですね。他人からの批判を恐れる為に、感情を隠してしまいます。
・自己責任の放棄
辛い状況が分かっているにも関わらず、他人からの批判を恐れるあまりに、自分の責任において居心地の悪い状態から逃げることを放棄します。
・支配の幻想
他人からの批判を恐れるあまりに、居心地の悪い状態に耐えている人達は、周囲の人にも、「他者への配慮」を求めます。
特に親子関係の間では、無意識のうちに、「自分が世話をしているのだから、文句を言わずに感謝して自分の支配下にいなければならない」と思い込んでいることが多いのです。
私が子供の為にこのようにしているのだから、学校の先生もそのようにしなければならないと思ってしまうことにも繋がりますね。
・自分と他者の感情の区別が曖昧
他人の感情と、自分の感情の区別がはっきりと出来ないことがあります。
相手が沈黙したり、不機嫌な顔をすると、自分に欠陥があるのではないかと、不安になります。
自分が好きな人が他の人と話をしたり、世話をしたり、興味を持つと、自分は見捨てられてしまったように感じてしまいます。
他人の世話やきを大切にする生き方は、実は、こうした自他の区別の曖昧さからきているのです。
親密な人間関係とは、このような不安や、支配が無い関係を言います。
それは、流動的な関係になります。
親密性の根底にあるものは、自己肯定の感覚です。
こうした人は、相手に退屈すれば、離れるし、離れた相手を恨むこともありません。
「自分は自分」という自己肯定感が出来てくると、愛情や、物質に共依存・沈溺しない生き方をするようになります。
若い時には、愛情に溺れる生き方も、それでいいと思いますし、好きですけどね(笑)
支配されるほうは溜まったものではない? かもしれませんね。
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