明日から真似したくなる漢の映画

男子総草食化が叫ばれる、昨今。
男なら明日から真似したくなる映画を紹介していきます。
たとえ真似したところで、明日が全然変わらないにしてもだ!


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~俺が倒せるか‼︎無理だ!ブレイドのヴァンパイアお礼参り、第2弾!~

オタクと不良。
こう聞くと皆さんは、どう思われるだろうか?
ともすれば相反するイメージを抱かれるかもしれない。

かつて中学のころ、エヴァンゲリオンのエロ同人誌(タイトル・失楽園)を同学年の不良と呼ばれる生徒がオタクの同級生から強引にカツアゲ、泣き寝入りするという事件があった。
彼は他にも桂正和の電影少女を同じように借りパクする、駅前で他校の生徒を血祭りにあげる、まで、不良として幅広いフィールドワークをこなしていた。
本来交わるはずのないクラスのオタクにとっては(俺を含め)恐怖の的であったのは言うまでもない。
そんな彼に久しぶりに地元の飲み会で会ったら、どう見てもチンピラ丸出しなジャージ姿で「俺の人生の教科書は、いちご100%♪」と熱っぽく語り「活かせてねーじゃねえか!」と突っ込まれていた。
どちらかというと当時の彼は特攻の拓寄りだった。
誰がどう見てもいちご0%だったのは間違いない
人生のままならさを痛感した瞬間であった。
あの時は考えようもなかったが、卒業して10年後。
まさかではあるが、見た目に反して不良の彼は本当にエヴァが好きだったのだ。
例えエロ本だとしてもだ。
目の前でハイボールを飲む彼を見てしみじみと思った。
もしかしたら、あの時、俺たちは分かり合えたのではなかろうか、と。
以前の職場にいたヤンキーくんは麻布十番で黒人を蛍光灯で殴りながらもアニメオタクであった。
そして不良っぽい人は大体ワイルドスピードを全シリーズを観ていたりする(俺調べ)

このようにイメージはアレだが、オタクと不良にも意外と接点があったりするのだ。
しかし接点はあるものの、お互い偏見を持っているのもあり、分かりあうというのはなかなか難しい。
事実、俺も未だに年下と思われる不良が来たら道とか譲りますからね。
だが、もしかしたらオタクも不良も分かり合えるかもしれないという可能性を呈した作品が存在した!!
それがブレイド2である。
というわけで今回は懲役を食らった俳優ウェズと生粋のオタクであるギレルモ・デルトロが奇跡のタッグを組んだ作品、ブレイド2をご紹介します。

ちょっと歩けばアメコミ映画に当たるような昨今。
ファーストアベンジャーといえばキャプテンアメリカだが、そもそものマーベル映画シリーズ化の始まりの男こそがウェズだというのは、なかなか知られていなかったりする。

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ブレイド以前にもキャプテンアメリカ~卍帝国の野望~、ハワードザダック~暗黒魔王の陰謀~、人間核弾頭のドルフラングレン主演のパニッシャーがあったが、いずれも不発!
マーベルは映画化に及び腰であった。
そこに名乗りを上げたのが、まさかのウェズである。
それまでマーベルでもマイナーだった黒人ヒーロー、ブレイドをウェズなりにアップデート!

観てるこちらが笑ってしまうほどのカッコイイを詰め込んだ第一作ブレイドはヒットし、マーベル映画隆盛の口火を切った。
そう、ブームの始まりは一匹の不良だったのだ。
そんな奇跡を起こしたブレイド(というかウェズ)だったが、続編でも更なる奇跡を起こした。


第1作で血の神をも葬ったブレイド。
しかし彼の戦いは終わっていなかった。
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今日も殴る、撃つ、斬る!というヴァンパイアハンター稼業に精を出していた。
不良が他校へケンカを売りまくるノリでヴァンパイアを狩る、BE-BOPなブレイドだったが、ヴァンパイア以上にやっかいな第三勢力が出現した!
その名もリーパーズ。
人間はおろか、ヴァンパイアまでも捕食する好き嫌いなしの雑食集団である。
敵であるヴァンパイアから、まさかの共闘の申し出を受けるブレイドであった。
今まで喧嘩を売っていたヴァンパイアからの申し出に面食らうブレイドだったが、威勢の良いスケ番ヴァンパイアの熱心な説得を受け、これを渋々承諾。
スケ番の率いるメタルバンドのようなヴァンパイア精鋭部隊『ブラッドパック』と渋々手を組むのだった。
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↑さりげにドニーさん、ロンパールマンもいます。

しかし、そこはブレイド。
「リーパーズを殺ったら、次はテメエらだ!」
「俺がリーダーだ!つべこべ言う奴は殺す!」
と、よせば良いのに転校した不良のようなリーダー宣言!
共通の敵がいるにも関わらず、不良精神がブレないブレイドであった。
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↑メンバーと早速喧嘩するブレイド。

案の定、仲間に自分の背中を狙われる状況の中、全く意に介さずこれが俺なんだ!と言わんばかりに、リーパーズ打倒を目指すのだった…というあらすじ。
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最近のマーベル作品に見られない、この気の利かなさ。
言ってしまえば頭の悪いあらすじかもしれない。
しかし、俺のような馬鹿は震えるあらすじだ。
ポスターのど真ん中には独特のスタイルで剣を構えたウェズ。
キャッチコピーは「俺が倒せるか?」
誰もが「無理だ!」と思わせるキャッチコピーであった。
この説得力は男なら明日から真似したくなる。
肝心の中身は安心のウェズ1000mmグラム配合。

独特の重い蹴り。
唐突なプレンバスター。
電子棒しばき。

リーパーズに「誰にちょっかい出してるのか分かってるのか?」と啖呵を切る。
この不良精神。
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多勢に無勢な状況で啖呵を切るウェズの姿は、男なら思わず明日から真似したくなる姿勢だ
そして前作同様、キメる時は、やっぱりグラサンは忘れないウェズ。
ギレルモ・デルトロ特有のディテールが細かいゴシックな世界観で、ウェズが不良成分+ドラゴン成分を全開にして暴れまわる。
頭の悪いあらすじが120%活かされた作品になった。
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監督は「パシフィックリム」や「ヘルボーイ」で知られるギレルモ・デルトロ、武術指導はドニーイェン、そして主演は俺流を貫く男ウェズリースナイプス。
オタク、ドラゴン、不良という、とんでもない布陣であった。
ともすれば強すぎる個性が潰しあいを始めそうなもんである。

特典のメイキングでは、インタビューに対し作品のディティールを語り倒すデルトロ基本的に一言で返すウェズという、両社のスタイルの違いが見て取れる。
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↑基本的に一言で返すウェズ。

デルトロのプロダクションノートによると、夜空に立つヘルボーイのイメージが先にあったそうだが、そんなもん俺が知るか!!俺はブレイドだ!!」と言わんばかりにウェズがキメまくる。
デルトロ曰く「シュールレアリズム+目立たないもの」を目指したらしいが結果、ウェズが目立ちまくったのだった。
まあウェズの不良成分がシュールレアリズムだと思うので、OKとしよう!!そこは!!
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アクション版カラヴァッジオ、マグリットのような色鮮やかなイメージ…
などなど、プロダクションノートのデルトロの意識の高い発言を観る限り、もしかしたら本来は更にゴシックかつマニアックな作品にしようとしていたのかも知れない。
事実、デルトロは後にブレイド2のイメージにあったヘルボーイを製作している。
これはおれの完全な妄想でしかないが、ウェズは、こう言ったのかもしれない。
「俺はいいけど、ブレイドは何ていうかな?」と。
なにはともあれ、偏差値の低さ意識の高さが同居する作品が生まれたのだった。
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というわけで作品自体はオタクと不良を足したら、奇跡的に2で割れたような様相を呈している。
ウェズ印デルトロ印コーヒー牛乳とでも言おうか…
若干ウェズ印が勝っている感が否めないが、少なくとも俺は、この2つがいい塩梅で同居しているように思える。
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不良とオタク、両者が満足できる一度で二度美味しい作品だ。
なんやかんやバランスが取れているのは、マイナーヒーローに目を付けたウェズ、人間ではない者に寄せるデルトロの偏愛。
言うなれば日陰者に対する目線という共通した接点があったおかげかも知れない。
この姿勢は男なら真似したくなる姿勢だ。
こうして、お互いをリスペクトした結果生まれたブレイド2は、オタクと不良もコラボ出来る可能性を俺たちに証明したのだった。
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他にも後のヘルボーイことロンパールマン、アンチャン感丸出しなノーマンリーダスなど見どころが多いブレイド2。

あれからウェズがムショ暮らしをしている間にマーベルはディズニーに買収され、シャバに出た後もアメコミ映画をバンバン製作されている。
ウェズに声がかかっていいもんだが、真っ先にウェズの出所祝いをしたのはスタローンだけであった。
アメコミ映画の色んな可能性を示した、始まりの男、ウェズ。
未だに俺はアメコミ映画でウェズの姿を探してしまうのだった。
例えないと分かっていてもだ!!
まあしかし、今からでも遅くない
アメコミ業界は出所祝いをしやがれ!!さあ!!
そう思わせてくれる明日から真似したくなる漢の映画である。

誰でも倒せるかTwitterアカウントは、こちらから→@eroerorocknroll
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