暑さで汗が大量に出た時、
水分を補給しないと
大変ですね。
ただ水を飲むのでも
良いのですが、
汗が多めに出た場合は、
水分の吸収の面でちょっと
頼りないと思います。
経口補水液(けいこうほすいえき)は、
汗が多く出た時に飲むと、
水分の吸収が
スムーズに運びます。
経口補水液は、
熱中症対策や
脱水症状対策として
有名ですが、
その中身はシンプルで、
水+塩+ぶどう糖を
組み合わせたものです。
このように見ると、
脱水症状や熱中症のために
発明されたようにも思いますが、
経口補水液、最初は
全然これらとはちがう目的で
使われていました。
○コレラの死亡率改善が最初
コレラといえば、
発展途上国などで、
起きていて、
小さなお子さまなどは、
コレラになった時の
脱水によって、
苦しむ子が多いです。
この状態を救うためというのが、
経口補水液の最初の目的と
いうことです。
経口補水液を
コレラ救済に取り入れた
ことで、死のリスクが
大幅に改善されました。
70年代にインドで
コレラになる人が
増えた時、
コレラになった人3700人に対して、
経口補水液を取り入れた所、
それまで死亡率が30㌫だったのが、
その後は3.6㌫までに、
改善したということです。
○経口補水液高くて毎回は飲めないときは、
スポーツの試合や練習などでは、
かなりの汗が出ていくと
思います。
こういった時も、
経口補水液は
脱水症状を防ぐために
頼もしいです。
でも、1本がちょっと高いので毎回は
飲まないようにしている
という場合もあるかも
しれません。
値段の問題で、
毎回飲めないときは、
自作が経済的で、
効果もあるので良いの
ではないでしょうか。(けいこうほすいえき過去記事)
○スポーツドリンクと経口補水液
スポーツドリンクも、
スムーズに水分の吸収が
できそうですが、
やはり経口補水液には
劣るのではないで
しょうか。
含まれているお塩と
砂糖の濃さが
関係しているといえます。
塩と砂糖の割合、
後者が多いのが
スポドリで、
同じ位の割合なのが、
経口補水液です。
スムーズの水分補給には、
お塩と砂糖の濃さが
同じか近いくらいが良いので、
経口補水液のほうが、
素早く水分補給をしたい
時には優れていると
いえますね。
○まとめる
経口補水液は、
素早く水分を吸収させたい時に、
効果的です。
コレラ患者の救済が最初で、
日本では、
ノロウィルスによる脱水の対処、
熱中症対策、
暑さによる脱水の対処に、
今後も需要はアップするような
気がします。
本日もありがとうございます。
トコマ。