ユベントスはセリエＡ残留争いのクロトーネに手こずりドロー。スペインではマラガが２部降格決定

　欧州サッカー国内リーグは、国によって各チーム週２試合開催の地域があり、今日更新の記事ではイタリア・セリエＡとスペイン・リーガエスパニョーラについて取り上げていきます。

　イタリア・セリエＡはリーグ戦第33節が日本時間の昨日の早朝までの２日間開催されました。首位争いの関連の試合は日本時間の昨日の早朝に開催され、リーグ優勝（スクデット）へのマジック５としているユベントスはスタディオ・コムナーレ・エツィオ・スチーダでクロトーネと対戦となり、試合は前半17分にアレックス・サンドロのゴールでユベントスが先制。前半の45分を終了して１－０でユベントスのリードで後半戦へと折り返すと、後半20分にシミーのゴールでクロトーネが１－１の同点に追いつきましたが、それ以降は両チーム共に勝ち越し点が入らず１－１の引き分けに終わりました。この結果、ユベントスのリーグ優勝（スクデット）へのマジックは１つ減ってマジック４となりました。ナポリはスタディオ・サンパオーロでウディネーゼと対戦となり、試合は前半41分にヤクブ・ヤンクートのゴールでウディネーゼが先制しましたが、前半45分過ぎて２分後のアディショナルタイムにインシーニェのゴールでナポリが１－１の同点に追いつき、前半を終了して１－１の同点で後半戦へと折り返すと、後半10分にイングレッソンのゴールでウディネーゼが勝ち越しに成功しましたが、後半19分にアルビオールのゴールでナポリが２－２の同点に追いつくと、後半25分にミリークのゴールでユベントスが勝ち越しに成功すると、後半30分にトネッリのゴールで追加点を入れたユベントスが４－２で勝利となりました。一方、セリエＡ残留争いの方では、カッリャリは日本時間の水曜日の早朝にスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァでインテルと対戦となり、試合は前半３分にフアン・カンセーロのゴールでインテルが先制。前半の45分を終了して０－１でインテルのリードで後半戦へと折り返すと、後半４分にイカルディのゴールでインテルが追加点を入れると、後半15分にブロゾビッチのゴールでインテルが更に追加点を入れると、後半45分にペリシッチのゴールでダメ押しの追加点を入れたインテルが０－４で勝利となりました。ベネヴェントは日本時間の昨日の未明にスタディオ・チッロ・ヴィゴリートでアタランタと対戦となり、試合は前半21分にフロイラーのゴールでアタランタが先制。前半の45分を終了して０－１でアタランタのリードで後半戦へと折り返すと、後半４分にバロウのゴールでアタランタが追加点を入れると、後半19分にベネヴェントのデル・ピントの自陣のペナルティエリア内でのゴーセンスに対する反則でアタランタがＰＫ獲得となると、直後のＰＫをマルテン・デ・ローンが蹴りましたがクロスバー直撃となりましたが、その跳ね返りの球をアレハンドロ・ゴメスが押し込んで追加点が入り０－３とすると、それ以降は３点のリードを守りきったアタランタが０－３で勝利となりました。サッソーロは日本時間の昨日の早朝にスタディオ・マルク・アントニオ・ベンテゴティでヴェローナと対戦となり、試合は前半38分にレモスのゴールでサッソーロが先制。前半の45分を終了して１－０でサッソーロのリードで後半戦へと折り返すと、後半戦に突入して以降は試合終了まで１点のリードを守りきったサッソーロが１－０で逃げ切る結果となりました。なお、フェッラーラは日本時間の昨日の早朝にスタディオ・パオーロ・マッツァでキエーボと対戦となり、試合はスコアレスドローに終わりました。この結果、ベネヴェントの今節でのセリエＢ降格決定は免れました。イタリア・セリエＡはリーグ戦第33節を終了してユベントスが勝ち点85で単独首位の位置に、ナポリが勝ち点81で単独２位の位置で追う首位争いに。一方、セリエＡ残留争いの方は、サッソーロが勝ち点34で単独13位の位置に、ウディネーゼが勝ち点33で単独14位の位置に、カッリャリが勝ち点32で単独15位の位置に、キエーボが勝ち点31で単独16位の位置に、フェッラーラが勝ち点29で単独17位の位置に、クロトーネが勝ち点28で単独18位の位置に、ヴェローナが勝ち点25で単独19位の位置に、ベネヴェントが勝ち点14で単独最下位の位置での展開となり、クロトーネ、ヴェローナ、ベネヴェントの３チームはセリエＢ降格降格圏内の非常に厳しい状況となっています。

　スペイン・リーガエスパニョーラはリーグ戦第33節が日本時間の今日の早朝までの３日間開催されました。リーグ優勝へのマジック３としているバルセロナは日本時間の水曜日の早朝にエスタディオ・バライドスでセルタと対戦となり、試合は前半36分にデンベレのゴールでバルセロナが先制しましたが、前半45分にホナタン・カストロのゴールでセルタが１－１の同点に追いつき、前半の45分を終了して１－１の同点で後半戦へと折り返すと、後半19分にアルカセールのゴールでバルセロナが勝ち越しに成功しましたが、後半25分にセルジ・ロベルトのアスパスに対する反則でレッドカードで退場処分となりバルセロナは相手より１人少ない数的不利な状況へと変化すると、後半37分にアスパスのゴールでセルタが２－２の同点に追いつきましたが、それ以降は両チーム共に勝ち越し点が入らず２－２の引き分けに終わりました。この結果、バルセロナのリーグ優勝へのマジックは１つ減ってマジック２となりました。バルセロナのマジック対象チームのアトレティコ・マドリードは日本時間の今日の未明にエスタディオ・アノエータでソシエダと対戦となり、試合は前半27分にウィリアン・ホセのゴールでソシエダが先制。前半の45分を終了して０－１でソシエダのリードで後半戦へと折り返すと、後半35分にフアンミのゴールでソシエダが追加点を入れると、後半45分過ぎて２分後のアディショナルタイムにもフアンミのゴールでダメ押しの追加点を入れたソシエダが０－３で勝利となりました。一方、１部残留争いの方では、ラス・パルマスは日本時間の今日の早朝にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンでベティスと対戦となり、試合は前半の45分を終了してスコアレスで後半戦へと折り返すと、後半40分にマセードのグアルダードに対する反則でレッドカードで退場処分となりラス・パルマスは相手より１人少ない数的不利な状況へと変化すると、後半45分過ぎて４分後のアディショナルタイムにフィルポ・ジュニオールのゴールでベティスが先制。フィルポ・ジュニオールの先制点が決勝点となったベティスが０－１で逃げ切る結果となりました。レバンテvsマラガの裏天王山が日本時間の今日の早朝にエスタディオ・シウダード・デ・バレンシアで開催され、試合は前半の45分を終了してスコアレスで後半戦へと折り返すと、後半45分過ぎて３分後のアディショナルタイムにボアテングのゴールでレバンテが先制。ボアテングの先制点が決勝点となったレバンテが１－０で逃げ切り、敗れたマラガは今シーズンの18位以下が確定となり２部降格決定となりました。スペイン・リーガエスパニョーラはリーグ戦第33節を終了してバルセロナが勝ち点83で単独首位の位置に、アトレティコ・マドリードが勝ち点71で単独２位の位置で追う首位争いに。一方、１部残留争いの方は、レバンテが勝ち点34で単独17位の位置に、ラ・コルーニャが勝ち点27で単独18位の位置に、ラス・パルマスが勝ち点21で単独19位の位置での展開となり、ラ・コルーニャとラス・パルマスは２部降格圏内の非常に厳しい状況となっています。