高円宮杯プリンスリーグ九州地区リーグは熊本地震の影響で2か月半ぶりのリーグ戦再開 | 若鷹ひろしのスポーツ評論スタジアム

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 来年の高円宮杯日本一を目指す2部リーグの位置関係となっている高円宮杯プリンスリーグの公式戦が今週末、全国各地で開催されました。


 4月のリーグ戦開幕戦の後に、熊本地震の影響で中止となり、今シーズンは1試合しか消化できていない高円宮杯プリンスリーグ九州地区リーグのリーグ戦第7節が土曜日に開催されました。開幕戦白星スタートとなった長崎総合科学大附属高校は長崎県の百花台公園サッカー場で鹿児島県から参加の神村学園高等部と対戦となり、試合は前半8分に薬真寺孝弥のゴールで長崎総合科学大附属高校が先制。前半の45分を終了して1-0で長崎総合科学大附属高校のリードで後半戦へと折り返すと、後半12分に柳谷拓実のゴールで長崎総合科学大附属高校が追加点を入れると、後半36分に平川慈瑛のゴールで長崎総合科学大附属高校がダメ押しの追加点を入れましたが、後半40分に高橋大悟のゴールで神村学園高等部が1点を返して3-1と2点差に詰め寄りましたが、それ以降は2点のリードを守り切った長崎総合科学大附属高校が3-1で逃げ切り開幕2連勝としました。昨シーズンは創部以来初の高円宮杯プレミアリーグ昇格プレーオフへと勝ち上がった九州国際大付属高校は鹿児島ふれあいスポーツランド球技場で鹿児島城西高校と対戦となり、試合は前半16分に眞田颯のゴールで鹿児島城西高校が先制となりましたが、前半22分に手島貫太のゴールで九州国際大付属高校が1-1の同点に追いつき、前半の45分を終了して1-1の同点で後半戦へと折り返すと、後半17分に亀安晃太のゴールで九州国際大付属高校が勝ち越しに成功すると、後半22分に永井絢大のゴールで追加点を入れた九州国際大付属高校が3-1で勝利となりました。一方、1部復帰を目指すアビスパ福岡ユースは熊本県民総合運動公園サッカー場でロアッソ熊本ユースと対戦となり、試合は前半12分に稗田圭吾のゴールでアビスパ福岡ユースが先制しましたが、前半40分に石井翔梧のゴールでロアッソ熊本ユースが1-1の同点に追いつき、前半の45分を終了して1-1の同点で後半戦へと折り返すと、後半34分に宮内真輝のゴールでアビスパ福岡ユースが勝ち越しに成功すると、後半45分過ぎて2分後のアディショナルタイムにロアッソ熊本ユースの村崎翔征の自陣のペナルティエリア内での反則でアビスパ福岡ユースがPK獲得となり、このプレーで村崎翔征はイエローカード(警告)をもらうと、直後のPKを北島祐二が落ち着いて決めて追加点を入れたアビスパ福岡ユースが3-1で勝利となりました。高円宮杯プリンスリーグ九州地区リーグは熊本地震地震の影響で未消化となっている第2節から第6節までの追加日程が発表となり、第2節は来月3日、第3節は来月10日、第4節が8月28日、第5節が8月19日、第6節が8月20日に開催の予定となっており、来月からの2カ月間はリーグ戦開催週は土日の2日間の連日開催の強行日程となる見込みです。


 高円宮杯プリンスリーグ関西地区リーグのリーグ戦第7節が日曜日に開催されました。今シーズン開幕から無敗の阪南大高と履正社高校の2チームのうち、前回の全国高校サッカー選手権大阪大会決勝戦でインターハイ(高校総体)が行われるようになって以降では冬の選手権で冬夏通じて初めての全国大会出場を目指した興国の全国への夢を打ち砕いて全国大会出場を果たした阪南大高は滋賀県の野洲川歴史公園サッカー場ビッグレイクで滋賀県立野洲高校と対戦となり、試合は前半4分に滋賀県立野洲高校のディフェンダーのオウンゴールで阪南大高が先制点をもらい、前半の45分を終了して1-0で阪南大高のリードで後半戦へと折り返すと、後半30分に稲森文哉のゴールで阪南大高が追加点を入れると、後半42分に岸田悠希のゴールでダメ押しの追加点を入れた阪南大高が3-0で勝利となりました。履正社高校はJ-GREEN堺で近大附属高校と対戦となり、試合は前半23分に清水寛治のゴールで近大附属高校が先制。前半の45分を終了して0-1で近大附属高校のリードで後半戦へと折り返すと、後半20分に清水寛治のゴールで追加点を入れ近大附属高校が2-0で勝利となり、履正社高校は今シーズン初黒星となりました。前回の全国高校サッカー選手権大阪大会で5回戦シードで初戦敗退に終わり、今シーズンは3部(高円宮杯U-18大阪府1部リーグ)へと降格した大阪産業大附属高校と共にインターハイ(高校総体)大阪大会のシード権獲得をかけて2部残留争いを演じた大阪桐蔭高校はJ-GREEN堺で京都府から参加の久御山高校と対戦となり、試合は前半45分過ぎて1分後のアディショナルタイムに菊井悠介のゴールで大阪桐蔭高校が先制となり、前半を終了して1-0で大阪桐蔭高校のリードで後半戦へと折り返すと、後半5分に福島裕済のゴールで大阪桐蔭高校が追加点を入れると、後半38分に西矢健人のゴールで大阪桐蔭高校が大阪桐蔭高校がダメ押しの追加点を入れると、その1分後に久光海夏斗のゴールで更にダメ押しの追加点を入れた大阪桐蔭高校が4-0で圧勝となりました。履正社高校と共に1部復帰を目指す京都橘高校は滋賀県の野洲川歴史公園サッカー場ビッグレイクで金光大阪高校と対戦となり、試合は前半42分に梅津凌岳のゴールで京都橘高校が先制。前半の45分を終了して1-0で京都橘高校のリードで後半戦へと折り返すと、後半2分に梅津凌岳のゴールで京都橘高校が追加点を入れると、後半11分に岩崎悠人のゴールで京都橘高校が更に追加点を入れると、後半13分に河合航希のゴールで中押しの追加点を入れた京都橘高校が4-0で圧勝となりました。一方、今シーズン開幕から5連敗中の和歌山北高校はJ-GREEN堺で関大一高と対戦となり、試合は前半30分に竹村淳のゴールで和歌山北高校が先制。前半の45分を終了して1-0で和歌山北高校のリードで後半戦へと折り返すと、後半2分に和歌山北高校のディフェンダーの自陣のペナルティエリア内での反則で関大一高がPK獲得となると、直後のPKを山本壱成が落ち着いて決めて1-1の同点に追いつくと、後半5分に中島遼馬のゴールで関大一高が勝ち越しに成功すると、後半10分に山本壱成のゴールで関大一高が追加点を入れて1-3とすると、後半19分に和歌山北高校のディフェンダーの自陣のペナルティエリア内での反則で関大一高がPK獲得となると、直後のPKを才木勇斗が落ち着いて決めて追加点が入り1-4とすると、後半45分過ぎて3分後のアディショナルタイムに大畑壮之介のゴールでダメ押しの追加点を入れた関大一高が1-5で逆転勝利となり、和歌山北高校は今シーズン開幕6連敗となりました。高円宮杯プリンスリーグ関西地区リーグはリーグ戦第7節を終了して阪南大高が勝ち点19で単独首位の位置に、京都橘高校と大阪桐蔭高校が勝ち点15で並び得失点差で京都橘高校が2位の位置に、大阪桐蔭高校が3位の位置で追う展開となっています。


 昨日に続いて今日もインターハイ(高校総体)地方大会の話題について取り上げ、今日は西日本の全国大会出場を目指して熱戦が繰り広げられた地方大会のうち、福岡・熊本・兵庫・大阪の4つの地方大会をメインに取り上げていきます。昨年は全国大会夏冬連覇を果たした東福岡の高校チーム相手の無敗記録がどこまで伸びるのかが注目となっていますが、インターハイ(高校総体)福岡大会決勝トーナメント2回戦からの登場となった東福岡は先月28日に開催された初戦は春日を相手に5-0で圧勝してベスト8へと進出となると、高校サッカーも高校野球と同様に県大会を勝ち抜くのが難しいのではと思われた福岡大会の予測を覆すかのように、東福岡は先月29日に開催されたベスト8では古豪の福岡大大濠を3-0で勝利してベスト4へと進出すると、今月4日に開催されたベスト4では筑陽学園を相手に2-0で勝利して無失点で決勝戦進出となると、今月5日に開催された決勝戦では県内では最大のライバルの九州国際大付属を相手に1-0で勝利して福岡大会無失点での優勝で5年連続14度目の全国大会出場を果たし、史上初の全国夏3連覇と長崎県立国見以来史上2校目となる夏冬夏の全国3連覇をかけての挑戦権も獲得となりました。熊本地震の影響で開催が危ぶまれたインターハイ(高校総体)熊本大会は、やや波乱の展開となり、今月5日に開催されたベスト8ではルーテル学院が熊本国府に0-3で敗れると、今月6日に開催されたベスト4では優勝候補の大本命の大津(おおづ)が古豪の熊本商業に2-3で敗れる展開となり、今月7日に開催された決勝戦は熊本国府vs熊本商業の対戦カードとなり、試合は1-0で熊本国府が勝利となり夏は15年ぶり3度目の全国大会出場を果たしました。一方、インターハイ(高校総体)兵庫大会は熊本大会以上に波乱の大会となり、優勝候補の大本命のうち神戸科学技術は3回戦シードとなり先月8日に開催された初戦で県立西宮と対戦して0-2で敗れて初戦敗退に終わり、神戸科学技術は高円宮杯U-18サッカーリーグのレギュレーションでは3部(高円宮杯U-18兵庫県1部リーグ)のレギュレーションとなっているため全国高校サッカー選手権兵庫大会のシード権を失う結果となり、今年の冬の選手権の全国への道は久々にノーシードでの戦いとなります。しかし、大会の中盤戦は、これといった波乱はありませんでしたが、先月28日に開催されたベスト8では3回戦で神戸科学技術を撃破した県立西宮は三田学園と対戦してスコアレスドローと善戦となりPK4-3で県立西宮が勝利してベスト4進出となりましたが、今月3日に開催されたベスト4では県立西宮は神戸弘陵を相手に1-5で惨敗に終わり、格下の公立校の快進撃はベスト4で幕を下ろす結果となりました。今月5日に開催された決勝戦では優勝候補の大本命の滝川第二と神戸弘陵の2チームが共に勝ち上がる結果となり、試合は1-1の引き分けとなりPK5-4で滝川第二が勝利して2年連続23度目の全国大会出場を果たし、神戸弘陵は夏は惜しくも全国大会出場を逃がす結果となりました。インターハイ(高校総体)大阪大会では、一昨年の高円宮杯プリンスリーグで初昇格初優勝を果たして高円宮杯プレミアリーグに昇格した経験がある履正社は順当にベスト4リーグへと勝ち上がり、履正社は興国、東海大仰星、大阪学院大高と共に1回戦総当たりのベスト4リーグを戦い、大阪学院大高と共に履正社は勝ち点6の成績で上位2チームの中に入り2年連続3度目の全国大会出場を果たしました。履正社と共に大阪府からの全国大会出場を果たした大阪学院大高は夏冬通じて初めての全国大会出場となりました。なお、ベスト4リーグで3位以下の成績に終わった興国は夏冬通じて初めての全国大会出場の夢とはならず、夏冬通じて初めての全国大会出場の夢は冬へと持ち越されることとなりました。



 高円宮杯プリンスリーグ2016の結果はこちらのリンクをクリック


 北海道地区


 http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/prince_2016/hokkaido/



 東北地区


 http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/prince_2016/tohoku/


 http://www.pl-tohoku.jp/index.php



 関東地区


 http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/prince_2016/kanto/


 http://www.princeleague-kanto.com/match01_09.html


 http://www.princeleague-kanto.com/standing.html



 北信越地区


 http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/prince_2016/hokushinetsu/



 東海地区


 http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/prince_2016/tokai/



 関西地区


 http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/prince_2016/kansai/


 http://www.kansai-fa.gr.jp/c2.html



 中国地方地区


 http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/prince_2016/chugoku/


 http://www.sportsonline.jp/prince/



 四国地区


 http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/prince_2016/shikoku/


 http://www.spo-mane.com/contents/prince.html



 九州地区


 http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/prince_2016/kyushu/


 http://www.pl-kyushu.com/score/


 http://www.pl-kyushu.com/score/star.html


 http://www.pl-kyushu.com/score/ranking.html






 インターハイ(高校総体)福岡大会


 http://fukuoka-fa.com/document/documentc/tournament



 インターハイ(高校総体)熊本大会


 http://kumamoto-fa.net/match/list/2016/008109/



 インターハイ(高校総体)兵庫大会


 http://www.hyogo-fa.gr.jp/2/index.html



 インターハイ(高校総体)大阪大会


 http://ofa-kotairen.jp/taikai.htm





 インターハイ(高校総体)全国大会出場の55チームの顔ぶれはこちらのリンクをクリック


 http://web.gekisaka.jp/news/detail/?190149-190149-fl