以前、韓国の友達から五味子のエキスをおすそわけしてもらったことがありました。
お姑さんのお手製だというこのエキスを五味子茶にして飲むと格別でした。
作り方を聞くと「生の五味子の実から作っている」とのこと。
それからというもの、生の五味子がずっと気になっていました。
市場に出回るのは9月~10月位の短い時期なんだそうです。
今回、もしかしたら市場で見つけられるかも?
そんな期待をしていたら・・・
あったありました~
なにげに隣の五味子によく似た馬牙木という実も気になりつつ・・・
とてもかわいい赤い実。これは、買わなくちゃ!
もうひとりの自分の冷静な声が聞こえてきますが、無視してお買い上げ。
さぁ、どうしましょ。
薬令市場内のお店では、このように仕込んで容器に入れてくれたエキスが売られています。
実から作るのが面倒なら、こちらを買った方がラクですね。
すごい!実の上に重しをするように砂糖が入っています。
生の五味子が出回る短い時期に1年分を大量に作るんですね。
とてもデリケートな五味子の実。
ちょっとぶつければつぶれて汁が出てしまいます。
生の実を送ることも持ち帰ることも厳しいなら、今日仕込んじゃえ!ってことで、マートや100均で道具をひととおりそろえて簡易的ですがホテルで作ってみました。
実をよく洗って水に浸して(この水もわざわざミネラルウォーターにしました)ザルにあげて、よく水気を切って乾かして・・・(その間に一旦出かけたりして結構バタバタ。)
五味子とお砂糖を同量ずつ入れて実に砂糖をよくなじませました。
翌日は帰国。さぁ、どうやって持って帰ろう・・・
いろいろ考えて、没収も覚悟でジップロックなどでしっかりガードして手荷物に入れました。
ペットボトルの液体は機内持ち込みNGだし、運が悪ければ空港であっけなくサヨナラです。
そして、案の定、手荷物検査でひっかかりましたが、中を開けて五味子の実を加工処理?したものとわかるとあっさりスルーできました。ヨカッタ
10日が過ぎ、こんなかんじに。
まだ砂糖が少し残って沈んでいるので、時々砂糖を溶かすようにしながら中身を混ぜています。
漬けた日から100日ほどで飲み頃になってくるようです。
韓国から執念で(笑)持ち帰った五味子。
年明けになってしまいますが、楽しみに待ちたいと思います。
少量ですが、美味しくできたら韓国お茶会でみんなで飲もうかな。
あ、以前ブログでもちょっと書いた「韓国お茶会」
細々ながらですが、月1くらいで開催してます。
場所やスケジュール、人数の問題で今は派手に宣伝はしておりませんが参加してみたい~という方はメッセージ下さいませ。
にほんブログ村
記事がお役にたちましたらぽちっと応援お願いしま~す。