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ヒーローズ植田一本松校の松下です。

3学期制の中学生、高校生は定期試験で忙しい頃ですね。
早いところでは、もう終わっているでしょう。

うちの塾生たちもテスト対策講習や自習で忙しくしています。
教室内が生徒たちの熱気でむんむんしています。

教科書改訂と学年アップを経て、最初のテスト。

古い教科書の最終章と、新しい教科書の第1章がテスト範囲、というところが多いでしょう。

カバンの重さはいつもの2倍!
頑張っていきましょう。

また、中学校の定期テストでは、社会、理科、保健体育で時事問題が出されることがあります。
テスト範囲表をよく見て、注意しましょう。

とはいえ、
時事問題と言われても、普段から新聞を読んでいる生徒は少ないでしょう。
ネットの普及で、そもそも新聞を購読していないご家庭も多いです。

さらに、
中学生が新聞を読んだところで、内容はサッパリからないと思います。
新聞やニュースを理解すること自体が高いハードルです。

まだまだ社会に出るには勉強不足だと、逆によく分かるでしょう。

しかし、
中学3年生を終えたら、一応、義務教育が終わります。
社会に出て良いことになっています。

中学卒業までには、ニュースを理解できるようになりましょう。

そのような考えから、
うちの教室では、時事用語解説を配っています。

新聞に出てくるけど教科書には出て来ない、そんな重要語句について解説します。

読むだけで定期テストの対策になりますが、それだけでは生徒のためになりません。
生徒自身でニュース記事を読めるように配慮しています。

ところで、
学校がどんな時事問題を出題するかで、学校内部の事情が少し透けて見えてきます。

例えば、


① 学校の先生は職人気質!?

ニュースのできごとを教科書の内容と上手に結び付けて出題されると「なるほど、上手い!」と感心してしまいます。
どの問題集よりも良い問題を作る、というのが学校の先生のやりがいなのかもしれません。
塾の先生の間でも、○○中学の○○先生は凄い、などと言われることがあります。

一方で、ワイドショーネタをそのまま問題にする先生がいます。
何の教育目的で出題したのか、全く意味が分かりません。

学校の先生は、良く言えば職人、悪く言えば、組織で仕事してない、という印象です。
先生1人の裁量が大きい分、やりがいのある職種でしょう。


② 学校の先生は、国際情勢にはあまり興味が無い!?

定期テストの時事問題では、ほとんど国内のニュースしか出題されません。
海外のニュースはワイドショーで連日連夜騒がれるようなことがあって初めて出題される程度です。

国際情勢は理屈では理解できないことばっかりです。
価値観も宗教も違う人間同士の衝突ですから、道徳的に解決できないだけに理解に苦しみますよね。
しかし、グローバル教育の強化をうたっている以上は、もっと積極的に目を向けさせるべきでしょう。
地理でひと通りの地域を学ぶのですから。

現状、グローバル教育の強化という国の方針に対して、教育現場はまだ躊躇しているのかもしれません。
グローバル教育が英語教育に矮小化されてしまう背景が、このあたりにもありそうです。


組織として仕事をする、グローバル教育を模索する・・・

このあたりを公教育に期待するのは、まだまだ時間がかかりそうです。
私立校から先行して成功事例を出していくのが早そうです。