つながりの書25 3-4『真の紹介営業スタンス』1/2 | 地球が喜ぶ仲間を作る! at 千葉県で自然な生き方の追求と普及

地球が喜ぶ仲間を作る! at 千葉県で自然な生き方の追求と普及

『1000年先へつなぐ地球家族』をテーマとし、地球人としての理想的な生き方を追求していく活動期

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第3章 命の使い方
3-3『つながりん村』の続き> (目次はこちら
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前に人の紹介で知り合った、

同郷で同年代の
倉渕さんから電話があった。

倉渕さんは誠実そのものという感じの人で、
元々生命保険会社で営業をしていたのだが、

今はいろんな商品の代理店を
個人事業でやっているという。

そんな彼から
「何か一緒にやりませんか?」と
提案があったのだ。

僕はつながりん村の事を話すと、
とても良い反応だった。

「いいですね、それ。
 僕は営業得意だから、そっちは任せてください」


驚いた。

僕が苦手意識を持っている営業を、
自信を持って得意だというのだから。

僕からすると営業とは、

頑張って頑張って
量をこなして、

結果を出すためには
相手の都合も無視して

夜遅くまで
電話や訪問をするものだった。

新潟県で雪の中の電話ボックスで
延々とテレアポをした事もあった。

「お前、いつ結果出すんだよ!?
 今日もゼロかよ?

 お前が生きてて残すのウ○コだけか!?
 それじゃあお前はウ○コ製造機だな」


などと罵倒を浴びせられた事もあった。


別の会社では

「貢献できてないんだから、
 お前今日とれなかったら今月給料要らないよな?

 いいからやれよ、
 とれるまで帰ってくんな!

 やりますって言葉は聞き飽きてんだよ。
 口だけのフェ○○オ野郎がぁ!」


とも言われ、

本当に給料が振り込まれず、
なんとか5万円だけもらったという時もあった。

また、完全歩合で生きていけるかというリスクの中、
ヤクザの事務所に飛び込んだこともあって、

なんとそこでは契約になって
自信にも繋がったのだが、

どちらかというと
恐怖に近かった。

実際に足は震えていた。

そもそも僕は
営業は自己成長のためにやっていただけで、

本当は、
気が付けばテーブルの角を見つめているほど
暗い性格だったのだ。

元々やりたい職種ではなかった。

そんな営業を、彼は得意とし、
やってくれるというのだ。

僕はつながりん村の
システムや内容を固めていきながら、

連休があると山から下りて
都内に繰り出した。

そして前からの知り合いに連絡をとったり、
倉渕さんに紹介してもらったりして

できる限り多くの人と会い、
つながりん村の事を話した。

すると入村してくれる人が
ぽつぽつ現れたのだ。

僕は良い感触を覚え、

同時に紹介だけで多くの人と会っているという
倉渕さんの営業スタンスに興味を持った。

「一日どれくらいの人と会ってるんですか?」

「大体5人とか、多い時は7人とか」

「紹介だけでですか?」

「大体そうですね」

「なんでそんなに
 紹介してもらえるんですか?」


「ふふふ。何ででしょうね」

手帳を見せてもらうと、
月間スケジュールが小さな字で
ぎっしり埋められていた。

僕は思わず突っ込んだ。

「手帳変えた方がいいですよ」

しかし彼には
その気はなさそうだった。

まあそんな事はどうでもいい。

僕はマッチング事業をしていた時は、

人を紹介してあげると一定の割合で
相手からも人を紹介してもらえたが、

それでもその数には限界があった。

「何かやってる事ってあるんですか?」

⇒つづく

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