ディケイド第16話「警告:カブト暴走中」 | LOVE☆HERO!

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おばあちゃん!!!!!

おばあちゃん自らが語る名言が聞けるとは!やってくれたぜ!カブトの世界!!!


士とユウスケの間に築かれた友情や絆は殆ど見られなかったものの、オリジナルの世界に対する「リ・イマジネーション」としては最高!こんなものが見たかった!っていうような。


・「おばあちゃんは言っていた」って、肝心のおばあちゃんはどこ?→おばあちゃん自らご指南!


・キャストオフ時、ゼクトルは大丈夫なの?(※1)→ゼクトルにぶち当たり!避ける士。


これだけでもう、文句はありませんよ。

更に、「ディケイド」の「カブトの世界」として誰しもが聞きたかったであろうその台詞。

「士さん、私のお兄ちゃんに似てるかも」

きゃー。キターwww

天道と士、どちらも俺様属性。どっちがより俺様?俺様対決はどっちに軍配が?なんて囁かれているこの二人。そりゃ似てるさ。似てるだろうともさ。


人間に擬態するワームの習性とか、「カブト」のライダーだけが持つ「クロックアップ」機能がクローズアップされていたりとか、この世界ならではの設定を色々と活かしていますねぇ。

クロックアップ機能って、本当に特別。相手にクロックアップされたらその姿を見ることもできないし、戦うことすらできないんですね。平成ライダーの中で唯一それに対抗できるのが、555のアクセルフォームってわけですか。

そういうことも踏まえての「世界を巡る順番」ですよね。


カブトがこの世界では「追われる者」になっていてその素情は明らかではないし、常に高速移動するカブトの姿を、当初士は見ることができない。でも、マユを守るために戦っているのは確か。

一瞬の残像でしか見ることができなかったカブトの姿を、士が555のアクセルフォームになったところで初めて見ることができる。そういう謎に包まれたシリアスな世界の中で、久々のクロップアップ時の戦い<周りの景色が止まって見える>には感動。やっぱりあれはカッコイイ。


そして、ゼクトの隊長・弟切ソウ(このネーミングセンスは素晴らしい)。

ソウはザビーで、カブトに傷を負わされたことを今でも恨んでいる。

カブトは追われる身でありながら、「マユ」を助けに現れる。

マユの兄はカブトだよね?と思ったところで、意外や意外、弟切ソウの方でしたか。

そういや天道と矢車さん、「総司(そうじ)」と「想(そう)」なんですよね。そこにどんな仕掛けがあるのか、次週の種明かしが楽しみ。


W士の「本物はどっちだショー」。

キャストオフの破片を避けたところでさすが士!と思いましたが、ここでもその士のすごいところがさりげなく描かれていましたよ!(ね?)

あっちむいてホイをしたり力比べをしたりするW士なんですが、それは「にらめっこ」の時にきましたよ。

どんどん顔を近づけていく二人。先に根負けしたのは擬態の方でした!士はいたって涼しい顔。

さすが士。最強の俺様だ。


そんなシリアスな世界の中で思い切り笑ったのが、電王にカメンライドしたディケイド。

「新しい力を試してやる」

とは言ったものの


アタックライド「ORE SANJYOU!」→「俺、参上」ってポーズ取るだけ


だし、それを見て「それがどうした」って言うソウさんは彼らしいし、「はぁっ!」って構えるガタックはさすがアラタ!加賀美(じゃないけど)はそれでいいんです。それが熱血男・アラタなんすよ。


アタックライド「KOTAEWA KIITE NAI」→踊った後「答えは聞いてない」ってポーズ取るだけ


で、またそれを聞いたゼクトルたちが「何か質問されたか?」「いや、何も訊かれてないけど」。小ネタ(?)も効いてる~www

頭を抱えるソウさんに、「どういう意味だ!?」と動揺するアラタ、「あのアホどもが…」とこれまた頭を抱える士。

なにこれーwディケイドとカブトと電王のコラボレーション!!!すっげー楽しい!!!!!


中に入っているのは同じ高岩さんなのに、士バージョンの「俺、参上!」とか「答えは聞いてない」はオリジナルとは全然違うし、「高岩成二ショー」としても最高。本当にすごい。

で、ガタックは伊藤慎さん(だよね?)だったりとか、そういう意味でも楽しすぎな「カブトの世界」でした。


あ、クロックアップシステムを「お宝」だとつけ狙う海東は今回もおかしな奴でした。

天道がいたら、あいつこそ「おかしな奴だな」って言われますよね。





會川さん降板を聞いて、一時ナーバスになっていたのが嘘のよう。

今回本当に楽しかったです。


―――――


※1

キャストオフでワームの幼虫を倒すシーンは何度もあったけど、それが直接ゼクトルとか加賀美とかに当たって怪我しているシーンとか、あったかなぁ?なかったような…気がする…。

後半で天道が暴走したあげく落ち込んでいたのを加賀美が立ち直らせた時、至近距離(ほぼ真横)でカブトがキャストオフしているのを誇らしげに見ている加賀美だったけど、加賀美には破片は全く当たらず余裕で立っていたし。まさか加賀美が生身でクロックアップして破片を避けていたのか?(違)