3152号「心ない痛烈な批判にも、平然としていられる方法





ご訪問、心より感謝申し上げます。





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今日は、心ない痛烈な批判にも、平然としていられる方法





を述べたいと思います。





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心ない非難、批判で、心傷つき、つらい思いをしている、という質問がたくさん来ています。





Aさんは、心ない痛烈な批判を浴びて、耐えられなくなり、もう、仕事が続けられないほど気持ちが沈んでいます。





こういう人は、どのような心構えを持てば、きつい批判にも、平然としていられるのでしょうか?





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以下、いくつかの考え方を述べますのでご参考になさってください。


できましたら、一つ一つの項目について、数分間、じっくりと考えてみてください。



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1、



心ない批判をする人は、その人自身が、心満たされていない人なのです。





何に満たされていないのかと言いますと、愛に満たされていないのです。





だから、人からの評価がほしいのです。





そういう人は、たいていの場合、小さい頃から、親にほめられずに育ってきた人なのです。





それで、大人になっても、「愛がほしい。人から認められたい。」という満たされない思いで、いっぱいの人なのです。





そういう人は、攻撃しやすい人を見つけては、常に攻撃しています。





攻撃によって、満たされない思いを満足させようとしているのです。





しかし、何度、他人を攻撃しても、愛は与えられないし、心の満足もありません。





ですから、何度も何度も、攻撃しやすい人を見つけては、攻撃するのです。





まず、このことがわかるだけでも、もう、相当強くなれます。





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そして次に、攻撃してくる人というのは、そういう人だと知って、対処することですが、





一番いい解決策は、私たち自身が、菩薩か、女神のような人となって、すっくと立っていることです。





二番目にいい解決策は、私たちが、ある意味、怖い人となることです。





どちらにしても、あなたを非難・攻撃することは、かなり減ってくるでしょう。



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2、



より本質的な解決策は、私たちが、天命をつかみ、死生観を確立していることです。





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3、



また、私たち自身が、仕事に命をかけていることです。これによって、「気迫」が出てきます。







甘い考えでは通用しないな、と思わせるような「気迫」を放つことです。







これによって、ほとんどの非難・批判は、なくなるでしょう。







もしも、非難・批判がやって来たとしても、何とも感じなくなるでしょう。









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以上が、本質的な解決策ですが、以下、やや表面的ですが、その場をしのぐ解決策を付け加えます。



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4、



まず、いちいち問題にしないことです。これは心構えで何とかなります。





5、



批判する人がたとえば7割いたとしても、残りの3割は批判していないわけです。





ということは、3割打者と同じ確率なわけです。





マイナスの方ではなく、プラスの方を見る、というようにしたらいいと思います。





6、



批判にも一理あり、という視点もあります。





批判は、反省材料として、ありがたくいただくことです。





そして、その反省を、自分の栄養として、体内に取り入れ、さらに成長してしまうことです。





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以上で、心ない痛烈な批判にも、平然としていられるようになるでしょう。







非難・批判に対して、「おお、ありがとう!」と、満面の笑顔で、手を上げて、感謝の言葉を発することができるでしょう。





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(以下の記事も、参考までに、どうぞ)





「精神的に強くなりたい!どうしたらいいか(1)」→クリック  



「精神的に強くなりたい!どうしたらいいか(2)」→クリック  



「精神的に強くなりたい!どうしたらいいか(総集編)→クリック






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砂辺光次郎

講義録3152

(2013/5/31)