体にやさしい暮らしスタイル、ハーブの時間を綴っている
Herb専科葉月の野崎ていこです。
大げさに言えば、
これも人生初の取り組み。
大寒にやろう!と決めていたのですが、
少し早めに取り掛かりました。
それは今年ぜひやってみたかったことの一つ、
「 寒仕込みのお味噌作り 」です^^
1~2月は寒さが最も厳しく、
雑菌の繁殖が少なくので、
お味噌作りには絶好の時期だから。
うまくいけば秋頃には
自家製お味噌の出来上がり♪
作りたかったのは、
しっかりとした味わいの古風な田舎味噌。
最近市販されているお味噌は
どうも甘すぎて
お料理がピンぼけした味になることがしばしば。
好みのお味噌になかなか辿り着けないので、
いっその事、
自分好みのお味噌を作っちゃお~と^^
お味噌の材料と道具
- 大豆 1300g
- 米麹 700g
- 塩 625g
- 圧力鍋(または大きめの鍋)
- 琺瑯製保存容器
- ザル
- ボール
- すりこぎ
- 重しになるもの(味噌と同量くらい)
- 消毒用エタノール
- ラップ
大豆をもどす(前日)
大豆はよく水洗いし、たっぷりの水に半日以上浸す。
しっかりと水分を含んだ大豆は、約3倍の大きさになります。
大豆を煮る
膨らんだ大豆はザルで水を切り、たっぷりの水で柔らかくなるまで煮ます。
ゆで具合は、指で押して簡単に潰れるくらいの柔らかさ。
圧力鍋なら30分くらい、普通の鍋なら4時間くらい掛かります。
煮上がったらザルにあげ、ゆで汁は取っておきます。
米麹をほぐし塩と混ぜておく
大豆を煮ている間に、米麹をほぐし塩としっかり混ぜておきましょう。
すり合わせるように混ぜるのがポイント。
大豆をつぶす
大豆は温かいうちにすりこぎでつぶします。
厚手のビニール袋に入れてつぶす方法もありますが、今回はすりこぎを使ってつぶしました。
大豆と米麹を混ぜる
つぶした大豆は人肌に冷めたら、塩を混ぜた米麹を加えよく混ぜ合わせます。
硬さは耳たぶくらいの硬さ。
硬い時は、大豆のゆで汁を加え調整します。
琺瑯製保存容器に詰める
熱湯消毒した琺瑯製保存容器に、消毒用エタノールを吹きかけておく。
米麹と大豆を混ぜ合わせたものを、一握りずつ叩きつけるように琺瑯製保存用に入れる。
こうするのは空気が入りにくくなるため(カビ発生予防)。
最後に平らにならし、容器の内側に飛び散ったものはキレイに拭き取る。
空気に触れないようラップをピッタリ被せる。
消毒用エタノールを含ませた布巾で、内側をキレイに拭き取る。
重しをのせ寝かせる
重さは味噌と同量くらい。
消毒用エタノールで消毒したガラス製容器と滑床焼きの蓋を、重し代わりにしました。
お水を入れたペットボトルにを使ってもよし。
その後の管理
ホコリが入らないように蓋を冷暗所で保存、1ヶ月毎にカビが生えていないかチェックします。カビが生えていたら取り除く。
6~7月に全体をよくかき混ぜ天地返しをする予定。
早くて秋頃からお味噌として使えるはず^^
今年の大寒は1月20日です。
ちょっと早めに仕込んで^^
今回作ってみて思ったのが、
もう少し大きめの圧力釜がほしい~!と
いうこと。
容量が小さい圧力釜だったので、
数回に分けて煮る羽目になってしまいましたから(^_^;)
かなり昔の話ですが、
私が子供の頃、
明治生まれの祖父母が、家でお味噌を作っていたのを
今でも覚えています。
蒸したお米に麹菌を振りかけ、
米麹作りから始めたことも、
そして
それをつまみ食いしてほんのり甘かったことも。
あの当時、
とんでもなく大きなお鍋で、大豆を何時間も掛けて茹でていたので、
きっとものすごい量のお味噌を作っていたのでしょうね。
もしかしたらあの時味わったお味噌が
脳裏の奥底に刻まれているのかもしれません。
さて、
私の手前味噌はどんなお味になるでしょうか。
ワクワクドキっドキです・・・^^
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化学物質過敏症の私が見つけた
体にやさしい暮らしスタイルを綴っています。
それでは、今日も良い一日でありますように・・・。
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