こんにちは、石川です。


実は、先日、高知県が大々的な広告を打ちました。


高知出身の広末涼子さんと、あのご当地ゆるきゃらカツオ人間を使った宣伝でした。


これ、何の宣伝かと言うと、通常の観光宣伝と同時に「移住促進」も兼ねていたのです。


先の震災以降、高知にも移住される人が増えました。


その他にも「退職を機に、のんびりと高知で暮す」という人も確実に増えているようです。


その後押しとして、大々的な広告を打ったのですが。。。


以下の記事、実は、この「移住促進」にとっても大事なんです。


「銚子電鉄」経営危機 「ぬれ煎餅」頼りでは…運行に支障も


利益だけで考えるならば、鉄道は廃止すべきでしょうが、私は、利益だけの問題と捉えず、とにかく続けて欲しいと思います。


高知県に移住される人の多くは、この田舎の交通機関よりはるかに

「便数が多く」

「運賃も安く」

「乗車客も多い」


つまり、

「そこそこ儲けている」

と思われる交通機関を利用していらっしゃいます。


それと比べると、田舎の公共交通機関は、存在するだけで赤字になるのは明らかです。


しかし、それがなくなると、移住する人は必ず、

「市の中心部に住む」

または

「自動車をメインの足として保有する」

ということを考えなければなりません。


自動車ぐらい持っているよ、というご意見もあるでしょうが、それは私たちのように、この土地に長く生活しているから当たり前になっているだけです。


そういう視点を持つことができれば、やはり、公共交通機関は採算には目をつぶり、残しておいて欲しいと思います。


地方が地方らしくあるために必要な交通手段は、「マイカー」だけで、果たして充分でしょうか?


何かあるたびに、地元の新聞やTVなどで、公共交通期間の存在意義を考えることがあります。


是非とも、懲りずに、今後も、そのたびに、きちんと考えていきたいと思います。


ではまたお会いしましょう!