こんにちは、石川です。
私は仕事で家計相談をお受けしています。
どんな相談かと言うと、例えば、
「今後住宅購入を考えているが、果たして、ローンを組んで大丈夫でしょうか?」
という、今後の計画に関するご相談や、
「家計が苦しいのですが、保険料などをもっと下げられないでしょうか?」
という、今現在の「困りごと」に関する相談などです。
そして、以前にも書いたのですが、そんな相談が持ちかけられるのが、実は、奥様からが多いのです。
そこで、とりあえず、奥様とお話することになるんですが、そんなご相談のうち半数以上のケースで、次の一言が入ります。
「主人は、何とかなると思っているみたいなんですが。。。」
私は、ついでに奥さまの愚痴も聞くことになります(苦笑)
「このままでは困った事になると思うんですが、親からの援助があると思っているみたいです」
「今までも、助けてくれたので、親を当てにしているようです」
酷くなると、
「相続でなんとかなるか、なんて言います。。。」
という仰天のコメントもありますが(汗)
この発想は、住宅ローンでも起こりがちです。
「とにかく家が欲しい、払えなくなるなんて、ないない!!」
「万一の時は、親に何とかしてもらおう!!」
こういう「未熟な」家計の感覚は、やはり「金銭教育の不足」に原因があると思います。
小学校あたりから、少しずつ金銭教育をしていくのがベストでしょうが、せめて、社会人になるときには、「自立した家計」を意識して欲しいと感じます。
そういう感覚を身に付けるのに「早すぎる」ということはありません。
ですから、なるべく早く「親離れ」をして欲しいと思います。
せめて大学生になったら「自分のことは、全て自分で決める」という自立をして、家計の管理も自立できれば、私がお聞きするような「奥さまの愚痴」は減るのではないでしょうか?
そういう私自身はどうかと言うと、、、、
全くお恥ずかしい「自立」だったのですが(苦笑)
ではまた、お会いしましょう!