大学の合格発表の日、サークルの勧誘がすごかったらしい。子供によると、掲示板を見ようと思って前に進むと、ほぼ真横の位置から先輩たちが見つめていて、合格したとわかるや否やすかさず取り囲まれてまず胴上げされたそうだ。

で、その後ちょっと奥まったところに連れていかれて(怖)、ラインを交換しようと迫られたそうだ。(ちょっと人聞きの悪い言い方か。でも断れる雰囲気じゃなかった、と。)

 

その後、イベントのお誘いやら食事のお誘いやらが頻繁に入ってきた。

子供の学校は卒業式が遅めだったので、お誘いをもらった日は登校日だったりしてそもそも行けないし、子供の性格上、入る気が全くないサークルの先輩におごってもらうのも気が進まないということで、ことごとく断っていた。

 

春休み中は大学のイベントと高校の友人たちとの外出の予定がかぶってしまったりもしていたのだけど、高校の方を最優先にして予定を組んでいた。地方に行く友達などは、もうそろそろ東京を発つ頃である。

 

今日は子供は大学のサークル紹介に参加してきた。いくつか興味のあるサークルに話を聞きに行ったようだ。サークルの先輩たちと夕飯を食べながら、サークルのことや講義のことなど情報をもらってきた。

子供は中学受検のときもそうだったけど、入学が決まる前から「このサークル(部)に入りたい」というものがある。近い将来そこにいる自分というのをイメージすることで、受験勉強のモチベーションにしていた部分もあるようだ。

 

受験期に少々体調不良気味だったのはだいぶマシになってきたけど、今でもときどきふっと何か思い出しては胸がざわつくこともあるらしい。

新しい環境に入っていくことでいい感じで気が紛れればいいのだけど、怒涛の変化の中でふと疲れることもあるかもしれないと思う。

高校の先生が、「中高一貫生は大きな環境の変化を久しく体験していないので、もし困ったことがあったらいつでも高校に来てください」と言ってくれたのがちょっと心強い。

 

講義やサークルのスケジュールと合うかどうかわからないのでまだ未定なのだけど、子供は高校でのチューターに登録したので、もしかするとこれからも高校に出向いて後輩たちや先生方と接する機会もあるかもしれない。

新しい環境に入ってはいくけれど、中学~高校時代は子供にとって間違いなく母港のような位置づけになっているだろうと思う。

 

約6年前、公立中高一貫校ってどうなのよということで書き始めたブログだが、この先の大学生活についてはもう親が事細かに記事を書くこともなかろうということで、ひとまず今回でいったんおしまいにしたいと思う。(忘れずに大学入試の点数開示をしたらあとちょっとだけ書くかも。)

 

誰か読んでくれる人の参考に少しでもなるといいと思うので、記事は消さずに残しておく。ブログ村のカテゴリーを見直して、中高一貫教育、公立中高一貫校受験、大学受験体験記に登録し直した。

 

読んでくれた方々、コメントなどで交流のあった方々、ありがとうございました。

 

 

 

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