私たちが子育てや仕事、

自己実現のことを考える上で

あらためて「家族」について考えてみたい。



「家族」とは、

自分の目標の達成のためや、

幸せになるための

もっとも小さな『チーム』である。



この認識を忘れると、

僕が思うに

家族はあまり幸せでいられない。



では、なぜ「チーム」をつくるのか?

それは、

人は、1人ではいられない存在だからであるし、

また人1人では、とても弱いからだ。



たとえば、

私たちが幸せになる上で

「子ども」という存在はとても深く重要だ。




しかし、子どもを育てるには、

仕事もしながらではなかなか難しい。

だから家族という「チーム」を結成する。




チームの数が増えれば、

やれることは増える。

と同時に

制約も多くなるのもまた自然の法則。

これはどんなチーム(たとえば会社)であっても同じだ。




やりたいことがあり、

やれないことがある。

そのなかで、

どうやってそれぞれのチームの構成メンバーの夢や目標を達成していくか

それが「家族」というもののあり方なのである。



家族=チーム

という認識を忘れると

たいがい人生は辛くなる。




相手も自分を応援し、

自分も相手を応援する。

また時に、

相手がチームのために活躍するために

自分がガマンすることもあるだろうし、

自分がチームのために活躍するために、

メンバーにガマンしてもらわなければいけない。

それが良いチームのあり方というものだ。




また、

チームには、

Aが得意な人がいて、

Bは苦手な人がいて、

Cはこの人しかできない、

今はこれしかできなくて、

・・・という風になっているもの。




良き家族とは、

個々の人の目標の達成のため

個々の人の自然と、

時間の流れを読みながら、

チームとして幸せになるように、
みんなでどうマネジメントしていくか、

の一点に尽きるのです。
(★ そのときに「心」という要素を必ず含めることも重要。「一緒にいる」という楽しさや「帰るところがある」という安心感、「私は愛されている」という充足感などもまた家族というチームに求める重要な要素なのです。)




家族には、

「どうでなければいけない。」というルールなんて

自然には、ありはしないのです。




なぜ私たちは集まり、一緒に生活するのか?

そこからぜひ自分の家族のあり方を見つめなおしてみたい。