- バクマン。 4 (ジャンプコミックス)/大場 つぐみ
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サイコーは一人で作画に、練習にと励んでいるが、
たまに見かけたり、連絡を取るシュージンは常にカヤと一緒にいて。
恋人同士だから当たり前なんだけど、
常ならぬ恋をしているサイコーにとっては、遊んでいてやるべきことをやっていないように見える。
その挙句、約束を守れない。
最初に決めた通り、コンビを解散することになる。
話し合いが足りない、ただの誤解なんだけど、
サイコーは歳に似合わず頑固だし、
シュージンも変にいさぎいいから、本当にコンビ解散してしまう。
青いというか、なんか、解散するにも爽やかであった…
あんまりどろどろしないよね。
もっとも、この緻密なストーリーの性質でどろどろされると、
本当に足でも取られそうな粘り具合になりそうでおそろしい(笑)
服部編集は二人で一人の得難い才能だと思ってるから、
なんとか気をまわすけれど、
二人は結局とても息が合っていたという。
出会うべくして出会った二人。
偶然のようだけど、こういうことがあるからいいバンドとかも生まれるんだよね。
バンプだってあの4人が出会わなければ、成り立たなかったんだし。
凄いものが生まれる時には、そういう偶然もあるよね。
口は蛸だけど、熱心に導いてくれる服部編集は結構好きなキャラだ。
たいして雄二郎はそんな好きじゃない。
たまたま凄い運で、才能ある漫画家に当たっただけだし。
もうちょっとエイジにテコ入れしても・・・・って、放任主義だからこそ輝くエイジか。
エイジ他、金未来賞を狙ってくる他のキャラも鮮やか。
福田くんはいかにも少年漫画らしいし、ハイドアもハイレベル。
わけわからん、アーティスト漫画もでてくるけど…
どうなることやら。