- お茶にごす。 11 (少年サンデーコミックス)/西森 博之
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とうとう終わってしまいまひた。
面白かったのになー。
やっぱ、ブルーが敵にならずに中途半端にいいひとになっちゃったのが
いかんのかも。
テーマははっきりしてたね。
「優しさとは何か」
優しさのカタマリ部長と、対極にいるように見えて優しさを芯に持つまーくんの話。
今回のはキャラがすんごい好きだった。
ある意味、天使な小生意気より好きかもしんない。
部長美しすぎるし、夏帆たんツンツン可愛いし、智花たんはも少し顔可愛くても…
ま、バランスがね。
小動物ぽくて可愛かった。
ヤーマダもまーくんとナイスタッグだったし。
まーくんはほんと顔怖いけど、中身超いいやつだったし。
でも主人公としてはちょっと弱かったかも。
源造とか、道志朗みたいなインパクトはなかったなぁ。
「やさしさ」を求めて、自分なりの哲学を通すのはかっこよかったけど。
西森作品でベストオブ男子主人公セリフはやっぱり、源造だしさ。
「俺は絶対、くずじゃない!」
ああかっこいい。
何度このシーンを読んで元気をもらったか。
それにしても秀逸なのは部長です。
あの美しさと優しさ。
あるようでないよね。
本当にいてほしい。
夏帆ちゃん状態になる、まじで。
優しいけど凛としてて、おばあさまとの逸話とか、
もっと掘り下げて読みたかったなぁ。
途中から敬語やめて普通に話すのも萌だった。
あれはやっぱり、部長とまーくんが結ばれる話?
そうあってほしいような、欲しくないような。
後半の夏帆たんほんと可愛かったし。
不良相手に
「馬鹿じゃないの」
「死ねば」
…。
夏帆たん最高。
かわゆすぐる。
なにげにまーくんのこと一番分かってるし。
最終巻の夏帆たんの友情と、
文化祭エピソードが一番見所だったかも。
文化祭エピソードまじいいよね!
あのまーくんとヤーマダが、茶道部のために暴力我慢するんだもん!
代わりに夏帆たん張り手だし。
いいねー熱いねーそんな仲間欲しい!!
西森さんはほんといいチーム描くよね。