キル・ビル | お役に立ちません。

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本・漫画・映画のレビューブログ。
本は月に10冊ほど、漫画は随時、
映画はWOWOWとTSUTAYAのお気持ち次第(笑)

ユニバーサル・ピクチャーズ / ジェネオン エンタテインメント
キル・ビル Vol.1 & 2 ツインパック


タランティーノは最高です。

サブカルへの限りない愛、B級映画への愛!

ツッコミどころが多い、OK!

リアリズム皆無、ストーリーがない、OK!

批判は数あれど、エンターティメントって、こういうことなんじゃないですか?


クールでハードなバイオレンスの数々はよく考えたな、と思います。

ハードすぎて見ていて胃が痛くなるけど、

GOGO夕張との対決前後のシーンや、オーレン石井との雪の中の決闘。

良く出来ていますよね。

カッコいい。


シーンの一つ一つにも過去の様々な映画への愛が溢れている。

元ネタが分かるものは少ないけど(笑)

タランティーノの愛は分かるよ!


それから日本が大々的にフューチャーされてること。

これは日本人として嬉しい限り。

自国文化を好きになって貰えるのは嬉しいです。

そして、この映画のお陰で栗山千明が大ブレイクしたのも嬉しい(笑)

12の頃から応援していたよ!

下積み長かったな~~


まあ1つ云うならば、

やっぱり1,2に分ける必要はなかったのでは?

パルプ・フィクションで見せたあの構成の切れ、本作でも見せて欲しかった。

スピード感ある構成もタランティーノの最大の長所の1つと思うから。


戦う女はかっこいい!