(以前の記事を読みやすいよう編集し直しています。
 編集が終わったものから公開しております。 ご了解願います。)

玄米ご飯、召し上がっておられますか?
白米は死んだお米、玄米は生きたお米。 
保存できる期間も、栄養価も、玄米の方がずっと優れています。
そして発芽玄米は、玄米より更に栄養価が高く、完全栄養食品と言われています。
サバイバルのときに備え、発芽玄米でご飯が炊けるようにしておきましょう。
緊急時には精米などできないでしょうからね。

【 発芽玄米ご飯(黒豆入り) 】

① 玄米をさっと洗い、水に浸しておく。
発芽させるための浸水時間は季節によって異なりますが、
夏季は半日~1日もあれば大丈夫のようです。
冬季はどうしても長い浸水時間が必要になりますが、あまり長く漬けすぎると、お米が柔らかくなりすぎて、食感が悪くなります。2日くらいが目安かな、と思います。

  ※冬季の玄米の浸水時間については、この冬、また研究してみますが、
   あまり深く考えなくても、たぶん、下記の方法でお米をとげば、
冬季でもおいしく炊けると思います。   


② 黒豆を水に浸す。
追記:
私は玄米3合に対し、黒豆を一握り入れています。
 2012.9.26

玄米を炊く1時間以上前にお水に漬けてくださいね。
(夏季はあまり早く水に漬けておくと、納豆菌が繁殖していまいます。)
ちなみに、黒豆には、咳を止める効果があります。


③ お米をとぐ。

このことなのですが、皆さんはどうしておられますか?
実は私は、お米を手でとぐと、手がとても痛くなるのです。
それで誰が何といおうと、泡だて器を使ってカチャカチャとかき混ぜながら、といでいたんです。 ですが、洗剤を使わなくなって長く経つからでしょうか、それとも水に漬け置いた玄米が手に優しいからでしょうか、この頃、手でといでも痛くないのです。
でもね、それにはコツがあります。
手で握るようにとぐのだそうです。
この方法は、つい最近教えていただきました。
この方法でとぐと、手が痛くないばかりか、お米の表面の糠も、一分~二分つきくらいに取れるんです。 ですから、精米したご飯と同じ扱いで炊いても、うまく炊けるように思います。 あ、でも水加減は、白米のときより多くしてくださいね。
とぎ汁を流すときも、お米をザルに受けてきちんと流した方が、糠臭くない、おいしいお米に炊き上がります。

④ 黒豆を入れて玄米を炊く。
  追記:お塩
も適量入れてください。2012.9.26


私は炊飯器で炊いているのですが、IHの炊飯器だとおいしく炊けないと聞いたので、
圧力のかかる炊飯器をこのために買いました。 それでも、玄米をいい感じに炊けるコツをつかむまで、しばらくかかりましたが、 ②のとぎ方を知っていれば、もしかしたら、初めから上手に炊けたかもしれません。
というのは、私は精米機を持っているのですが、本当に、たった一分ついただけでも、お米に水が染み込みやすくなり、ずっと炊きやすくなるのですよ。
   

【 まとめ 】

① 玄米をさっと洗い、水に浸しておく。
 半日~2日くらい。
② 黒豆を水に浸す。
③ お米は手で握るようにとぎ、ザルでこす。
④ 黒豆と適量の塩を入れて玄米を炊く。

【 追記・水加減など 】
20.12.9.29
玄米ご飯を炊くときの水加減を、炊飯器のメモリで確かめてみました。
玄米3合に対し、白米の水加減+200cc ≒  850cc くらいの水加減になっていました。
また炊飯モードは「玄米」で炊くと、2倍くらいの時間がかかるので、今はこれを選択することは皆無で、「もちもち」モードで炊いています。
これでも十分柔らかく、美味しく炊けます。

玄米を炊きなれない頃に、「びっくり米」という炊き方を試してみたことがあります。 確か水の量をとても多くして炊くのだったと思います。 玄米の炊き方に慣れていない人でも、とりあえず食べるように炊けるのは魅力でしたが、なにしろお米が水っぽくなるので、普通に炊いた方が美味しいと私は思いました。 ですが、人によって感じ方は様々だと思いますので、一度試してみられるのもいいかもしれません。