(これは単なるメモですので、不明な点があってもそのままにして書いています。 解明されたら、そのつど書き直します。)
すっかり有名になってしまった米とぎ汁乳酸菌ですが、作る前に「きちんと調べるという作業」という関門があって、取り掛かれずにいました。 助けてもらいながら、やっととっかかりができたので、ここにメモしておきます。 知ってしまえば、簡単なものでした。 以下のメモは「初めての人でも上から下に読んでいくと出来上がる」ということを心がけて書きました。
まずは概要だけを書いておきますね。
・米2合(精米直後のもの)
・水1リットル ・・・の一番とぎ汁
・あら塩 小2 ・・・を加え、30℃で2日置く。その後、
・黒糖 大2 ・・・も加え、更に2~5日置く
(私は上記の作り方を書いたシールを、容器に貼り付けています。)
できあがるのに1週間くらいかかります。 まだ試したことのない皆さんも、私と一緒に始めませんか? これっていろいろ使えそうです。 掃除のときのスプレーとか。
【 作る前に 】
新鮮な米を使いたいので、酸化(劣化)を防ぐ保存の仕方をすること。
(できるだけ空気に触れないようにして密封し、できれば野菜室に入れる)
できれば玄米を自家精米し、その精米直後の米とぎ汁を使うのが理想。
【 米とぎ汁乳酸菌の作り方 】 飯山一郎さん考案
①米とぎ汁を作る。 一番とぎ汁だけを使う。
・米 (玄米から精米直後の新鮮なもの) ←米が生きている
2合
・水 (できればミネラルウォーター。ブリタ浄水器で代用も可。)
1リットル(濃いのは構わないので、もっと少なくても良い)
②塩を加え、蓋のできる瓶に入れ振り混ぜる。
(菌は生きているので、この振り混ぜる作業が大事らしい。
かわいがってあげましょう。)
・あら塩 小2 (約10g。 濃度1%くらい)
③昼間はお日様に当て、夜は30度保温を目標にし、放置しておく。
すると、乳酸菌の活動でガス(泡)が出てくるようになる。
(残り湯につけたり、布団に包んだり、お日様にあてたり、、、)
④2日経った頃、乳酸菌の活動量を示すガスの発生が減ってきたら、
黒糖(乳酸菌のエサ)を加え、振り混ぜる。(振るのが大事。)
・黒糖(粗糖) 大2
すると再び活動が活発になり、ガスが出るようになる。
【追記】 2012.9.15
普通の白糖でもいいように思います。白糖は安いので、贅沢に使えます。
糖類を多く入れると乳酸菌が元気になるのです。
⑤ボトルを振って中を攪拌することを心がける。
(腐敗防止、乳酸菌と栄養源を触れ合わせるため)
⑥更に2~5日後、レモンっぽい匂いになったら成功。
このとき、乳酸菌が黒糖を消費しているので、色も薄くなっているハズ。
▼卵の腐ったような臭いになったら失敗。(使ったらダメです)
⑦この液の上澄み部分をキッチンペーパーや木綿の布で濾過して使う。
⑧この液は、しばらく(1か月くらい)はそのままで取っておけるそうで、
ときどきあら塩と黒糖(エサ)を与え続ければ、そのままずっと保存できるとのことです。
【 作るのに失敗したと思っても 】
まだまだ大丈夫。
・他の正常な乳酸菌液を少し入れてやると、
そのうちに普通の乳酸菌液と同じような香りや色になることもあるそうです。
・乳酸菌液の表面にうっすらと白いものが浮かんだり、白い膜が張ったら。
(飲むと「粉っぽさ」を感じる人もいる。)
こまめに攪拌すると、収まってきます。(産膜酵母は酸素がないと生きれないから)
予防のため、ボトルは口いっぱいに乳酸菌液を満たすようにしましょう。
・薄い酢のような味になったら ⇒ 粗塩と黒糖を加える
・仕込んで4日目なのに、まだ塩味です ⇒
普通、乳酸菌が塩分を迅速に摂取するので、早々に塩辛くなくなるはず。作り直し?
(それか、糠=乳酸菌の塊 を入れるのはどうでしょうか?)
【 補足 】
・糠(ヌカ)は乳酸菌の宝庫で、栄養を足せば、糠からも乳酸菌液が作れる。
その配合は、
米ぬか 大さじすりきり2杯(約9グラム)
あら塩 小2 (約10g。 濃度1%くらい)
水 1リットル
米粉(または片栗粉) 約5グラム(小さじすりきり2杯弱)
・白米についている澱粉が乳酸菌の栄養になる。
(黒糖を投入するのは、栄養補給のため。)
・あら塩や黒糖には乳酸菌の細胞を作るのに必要なミネラルが入っている。
またあら塩を入れることで、腐敗防止になる。
・乳酸菌は酸素呼吸できる環境だと、自分でエネルギーを作り出して増殖できる。
ということは、lこぼれる心配のないときは、
フタを開けていると、黒糖の量が少なくて済むということになります。
【 補足 】
この記事を書くに当たり、シカゴさん、karenさんよりさまざまな情報を頂きました。
御礼申し上げます。
(シカゴさん方: http://okrchicagob.blog4.fc2.com/#268 )
(karenさん方:http://ameblo.jp/ecomaman/ )
まずは概要だけを書いておきますね。
・米2合(精米直後のもの)
・水1リットル ・・・の一番とぎ汁
・あら塩 小2 ・・・を加え、30℃で2日置く。その後、
・黒糖 大2 ・・・も加え、更に2~5日置く
(私は上記の作り方を書いたシールを、容器に貼り付けています。)
できあがるのに1週間くらいかかります。 まだ試したことのない皆さんも、私と一緒に始めませんか? これっていろいろ使えそうです。 掃除のときのスプレーとか。
【 作る前に 】
新鮮な米を使いたいので、酸化(劣化)を防ぐ保存の仕方をすること。
(できるだけ空気に触れないようにして密封し、できれば野菜室に入れる)
できれば玄米を自家精米し、その精米直後の米とぎ汁を使うのが理想。
【 米とぎ汁乳酸菌の作り方 】 飯山一郎さん考案
①米とぎ汁を作る。 一番とぎ汁だけを使う。
・米 (玄米から精米直後の新鮮なもの) ←米が生きている
2合
・水 (できればミネラルウォーター。ブリタ浄水器で代用も可。)
1リットル(濃いのは構わないので、もっと少なくても良い)
②塩を加え、蓋のできる瓶に入れ振り混ぜる。
(菌は生きているので、この振り混ぜる作業が大事らしい。
かわいがってあげましょう。)
・あら塩 小2 (約10g。 濃度1%くらい)
③昼間はお日様に当て、夜は30度保温を目標にし、放置しておく。
すると、乳酸菌の活動でガス(泡)が出てくるようになる。
(残り湯につけたり、布団に包んだり、お日様にあてたり、、、)
④2日経った頃、乳酸菌の活動量を示すガスの発生が減ってきたら、
黒糖(乳酸菌のエサ)を加え、振り混ぜる。(振るのが大事。)
・黒糖(粗糖) 大2
すると再び活動が活発になり、ガスが出るようになる。
【追記】 2012.9.15
普通の白糖でもいいように思います。白糖は安いので、贅沢に使えます。
糖類を多く入れると乳酸菌が元気になるのです。
⑤ボトルを振って中を攪拌することを心がける。
(腐敗防止、乳酸菌と栄養源を触れ合わせるため)
⑥更に2~5日後、レモンっぽい匂いになったら成功。
このとき、乳酸菌が黒糖を消費しているので、色も薄くなっているハズ。
▼卵の腐ったような臭いになったら失敗。(使ったらダメです)
⑦この液の上澄み部分をキッチンペーパーや木綿の布で濾過して使う。
⑧この液は、しばらく(1か月くらい)はそのままで取っておけるそうで、
ときどきあら塩と黒糖(エサ)を与え続ければ、そのままずっと保存できるとのことです。
【 作るのに失敗したと思っても 】
まだまだ大丈夫。
・他の正常な乳酸菌液を少し入れてやると、
そのうちに普通の乳酸菌液と同じような香りや色になることもあるそうです。
・乳酸菌液の表面にうっすらと白いものが浮かんだり、白い膜が張ったら。
(飲むと「粉っぽさ」を感じる人もいる。)
こまめに攪拌すると、収まってきます。(産膜酵母は酸素がないと生きれないから)
予防のため、ボトルは口いっぱいに乳酸菌液を満たすようにしましょう。
・薄い酢のような味になったら ⇒ 粗塩と黒糖を加える
・仕込んで4日目なのに、まだ塩味です ⇒
普通、乳酸菌が塩分を迅速に摂取するので、早々に塩辛くなくなるはず。作り直し?
(それか、糠=乳酸菌の塊 を入れるのはどうでしょうか?)
【 補足 】
・糠(ヌカ)は乳酸菌の宝庫で、栄養を足せば、糠からも乳酸菌液が作れる。
その配合は、
米ぬか 大さじすりきり2杯(約9グラム)
あら塩 小2 (約10g。 濃度1%くらい)
水 1リットル
米粉(または片栗粉) 約5グラム(小さじすりきり2杯弱)
・白米についている澱粉が乳酸菌の栄養になる。
(黒糖を投入するのは、栄養補給のため。)
・あら塩や黒糖には乳酸菌の細胞を作るのに必要なミネラルが入っている。
またあら塩を入れることで、腐敗防止になる。
・乳酸菌は酸素呼吸できる環境だと、自分でエネルギーを作り出して増殖できる。
ということは、lこぼれる心配のないときは、
フタを開けていると、黒糖の量が少なくて済むということになります。
【 補足 】
この記事を書くに当たり、シカゴさん、karenさんよりさまざまな情報を頂きました。
御礼申し上げます。
(シカゴさん方: http://okrchicagob.blog4.fc2.com/#268 )
(karenさん方:http://ameblo.jp/ecomaman/ )