■またまた一転・・・(><) | あなたが変わる日、わたしが変わる日

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ラジオ等の音声配信活動のあれこれ。日々の出来事&恋愛話&ポエム等。

【あなたが笑顔でいるために】【ココロのサプリ&コトバのビタミン】等。大好きな音楽と共に自由気ままに書いています❤️

4月23日(月)

既にお気づきの方もいらっしゃったようだけど、

実は、この日、

途中で具合が悪くなってしまったので会社を早退してきた。


どうやら、お昼に食べたカキフライ弁当にアタッてしまったようだ。

午後になると嘔吐等の食あたりの症状が出てしまい、

どうにもつらくて座って仕事が出来ない・・・。


そんなワケで、とり急ぎ、私は病院へ行った。

診断結果は、やはり食あたりだった。

症状が重いので、完治するまでに二日ほどかかるという。


あぁ・・・とっても大好きなカキフライ弁当だったのに

もう怖くて食べれないよ。(><)

先生いわく、体が弱っているときは食あたりになりやすいそうだ。


そういえば、私はまだ先日ひいた風邪が完治せず、

咳だけ残っているので、病院でもらった薬を飲んでいたっけ・・。

身体も本調子じゃないんだから、仕方なかったんだろう・・


家に帰ると


・・・・あれ?


ちょうどダーが出かけるところだった。


ダーも帰ってきた私を見て驚いていた。


「どうしたの?仕事は?」


「お昼に食べたものが当たっちゃったみたいで

早退してきたの。一応、今、病院へ行ってきたから

大丈夫だけど、食あたりだって。」


「そっか。じゃ、ゆっくり寝て治せよ」


「・・・どこ行くの?」


「ジャンプ買ってくる。」


「そう・・わかった。いってらっしゃい」


ダーはそう言って、その場を立ち去ろうとしたが

戻ってきて


「ホントは・・ごめん!これからパチンコしてくっから。

すぐに帰ってくるか、夜遅いかどうかわからないけど

オレのことは心配しなくていいから、寝ててね」


と言いに戻ってきた。


確かに今日はダーの休みの日だ。

何もすることがなく家にいるのは苦痛なのはわからなくもない。

だけど、なぜギャンブルなんだ?

いつものスロットではなく、パチンコだと言っているけど

ギャンブルはギャンブルだ。どっちも同じで変わらない。



「そんなぁ・・ お金ないでしょ?」


「カード持ったから!」


「・・・え?」


私がダーから預かり、隠し持っていたカードを見つけたようだ。


「そんな、ひどい・・・。勝手に取るなんて・・」

「オレのカードだぞ?お前のじゃないから、別に文句ないっしょ」


「どうせ私が行かないで・・と言ってもいく気でしょ?」


「当たり前だろ?今日はオレの休みなんだ!

どこで何しようがオレの勝手だろ?とにかく、行き先は言ったから!

じゃあな!」


ダーはそのまま振り返りもせず、パチンコ屋に向かった・・。


昨日までの優しいダーとは、まるで別人のようだ。

カレの二面性がまた出たようだ。


一見、すごくいいだんなに変身してくれたように思えたが、

あれは幻だったのか?

やっぱりカレはギャンブルが止められないようだ。

ダーの金銭感覚は、まだ治っていないことを思い知った。



そんなこともあって、何だかショックで

家に帰ってすぐに寝ようと思ったけど、

何だかイライラして、さすがに眠れない。


以前、同じような状況で、カレからカードを取り上げようと

したときに大きな問題が起きてしまったことがあるので、

    (いずれ過去記事として書きます)

それ以来、

私はカードを取り上げることが怖くなってしまったのだ。


だけど、気になる・・

まだ自分の借金さえまともに返せない身で、

ダーは一体、いくら使う気なんだろうか・・???


ふとんに横になっても眠れない。

具合も悪いし、気持ち悪いのに・・眠れない・・


そんなときは、やっぱり気分転換が必要かも。


そう思って、ノートパソコンをふとんのところまで持ってきて

温かいかっこう&ラクな姿勢でパソコンをいじることにしたのだ。


みんなのブログをいろいろ訪問したりしているうちに

少し気持ちがラクになってきた。


私はダーのことを信じたい気持ちでいっぱいだった。

だから、このこととはまったく関係のない話題だけを

ブログに書くことにした。



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夜、10時半過ぎにダーが帰ってきた。


手には、夜に自分が食べるつまみと、

私へのお土産のアイスクリームを持っていた。


「ただいまー。・・さっきはごめんね。結局、2万使っちゃったけど

元は取れたから♪」

そして、お財布から4万6千円を取り出した。

ダーはゴキゲンだった。勝ったのがすぐわかる。



「これ、今日の収穫~♪」


そして、そのうちの2万を私に手渡した。


「はい、これ。カードで使っちゃったぶん。返す。

それから・・はい、これ。5千円はお前にあげるよ。

何かに使って。でも、残りの2万円ちょっとはオレの

明日のスロット代にするよ?悪いけど、いいね?」


「どうして・・・またスロットなの?

今日散々やったじゃない。それしかやることないの?」


「うるせーな。オレと休みが合う友達なんて、どこにいるよ。

いないだろ?それとも、何か?オレが誰か見つければいい?

そっちの方がお前は安心するの?どうなの?」


また出た・・・。

スロットか、出会いサイトでの女遊び、どっちがいい攻撃!

もちろん、私はどっちもイヤだ。


だけど、よく考えれば

ダーが今持っている2万円はもともとなかったもの。

ギャンブルで一時的に得たものなので、なくてもともと。

今回は、そう思うしかないかもしれない・・。


下手に私がムキになって反対して、

また出会い系に はまられたら、それこそ困る。



だけど、カードは使わないで、と念を押しておいた。

これ以上借金を増やされたらたまらない。

ダーは意外にも素直にそれを承諾した。


「わかったよ♪ありがとう」


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その夜、私が先に寝ていると

例の、ダーの上司(スーさん)から、深夜2時に電話があった。


こんな夜遅くにどうしたんだろう?

何かトラブルが起きたのかな?と聞き耳をたてていると

何やら飲みに行く約束をしている・・。


「えーーー?マジっすか?あの店ですか?これからですか?

スーさ~ん、オレ金ないっすよ。

もう終電ないからタクシーつかまえるしかないし・・・

タクシー代ちゃんと出してくれるんなら、行ってもいいですよ。

でも・・なぁ・・ ちょっと待ってもらっていいですか?」


ダーが私を起こす。


「ひまわり~ん、鈴木さんが一緒に飲みたいっていうから、

これから飲みに行ってくるから。ごめんね・・。

だけど、スロットでなくなっちゃうより、いい金の使い方だよね?

行ってきていい?」


「・・・え・・・・こんなに夜遅くに?どうして既婚者を誘うの? 

鈴木さんは一体何考えてるのかしら・・

いい人だと思っていたのに・・私たち夫婦の仲を壊す気かしら」


「そんなことないよ。いい人だよ。お前のことも気にしてるし・・

ホント悪いけど、俺、行きたいんだ。

行かせてくれないと不機嫌になって、明日はスロットで金も

使いまくるけど、それでもいいんだったらオレは断るよ?」


「・・何それ・・・ 脅迫するの?

自分にとって何が大事で、どうすべきか、ちゃんと考えて

自分で答えを出して。ただ、言っておくけど、こんな夜中に

妻帯者を誘うなんて・・普通はありえないからね?」


「はいはい。わかりましたよ。じゃ、行ってくっから!

はい、おやすみ!」


ダーは、鈴木さんを選んだ。

鈴木さんは27歳の独身。だけど、とてもいい人だと信じていたのに

何だか裏切られた気分だ・・。

こんな真夜中にダーを誘ってくるなんて・・。


ダーも誘いにのって、でかけてしまった。

私ひとりを残して・・