こんばんは、Heleneです虹

いやぁ、ガイド関係のワークショップって、面白いッスね~

私のガイドがみんな変なんですワ。


6人の私のガイドチームに会うっていう、3回目のガイドへの誘導。

いきなり見えたのは、こんな感じだった。
よく、美術室にいる人ね。

全く関係ないが、私のギリシャ人元カレはこんな顔をしていた。

多分、私の、『私のガイドはイケメンでなければ許さない』フィルターが発動したんだろう。

王道中の王道なイケメンぶりだ。
まったく、食指は動かないが。

修正する必然性はないからこのままで行く。
私の6人のガイド、みんな、ハンサムプリーズ!
(まだ、全員にあっていない)



これの横顔をすこしだけ上から見た感じで、もっとイケメン顔。

もうね、出てきた瞬間に、『あたし、どんだけ白い人(大理石の彫像)好きなのさ?』と思ったわよ。

しかし、最初のつかみが、それだったらしい。

そのうち、色がついて全身が見えて、動き始めた。

手には、神々の使者の杖、足には、羽のついた靴を履いてます。


正直、ヘルメス?

私のディスクにそんなんいた?

と思ったけど、姿を借りただけかもしれない。


『名前は?』


と聞いたら、


『ヘルメス。』


『マジッスか?
冗談はやめてくださいね』


『だから、ヘルメスだって。

神々の伝令、知恵や弁論や商業の神
冥界への案内人でもあるし
だましたり、ものを盗むのも得意さ』


『いや、だましや盗みはガイドとしてどうかと…』


『まあまあ、細かいことは言わない』


絶対こいつ、ヘルメスじゃない、と思うな。


『で、あなたはなんの役割?』


『見てわかるじゃないか。
ネットワーカーだよ』
(ネットワーカーとは、人と人、もの、仕事や土地なんかとをつないだりする役目)


『わかりました』


ガイド、男か~

ふと、私の頭に浮かんだのは
この人にものを頼むとき、アンちゃんに頼むみたいに、首筋抱きついて、チューしながら、『お、ね、が、いドキドキ』みたいにすればいいのかな?

と、思ったら。

私の背後にベッタリとした気配を感じたのと。

目の前のヘルメス君の顔が迷惑そうに曇った。


『そ、それはちょっと……』


私の後ろを気にしている。

それから、私と後ろの方を眺めながら。


『君は、私たちにとっては大事なかわいい子供みたいなものなんだよ

君とそこの(アンちゃん)は二人で一人、ヘルムアフロディーテだから』


はぁ?
とっさに、理解できなくて、5秒くらい考えて思い出した、



これですわ。

ヘルメスとアフロディーテの息子。
スッゴい美少年だったそうですわ。
それに惚れた水のニンフだったか、サルマコスだかなんだかが、ヘルムアフロディーテに逃げられたんだけど。
呪いをかけた湖だか、池かにヘルムアフロディーテが入ったら、そこに抱きついて、二人をひとつにして永遠に一緒にして、と、神に祈ったら。

顔は美少女、胸は女、背中は男、お尻は女、前は男、太ももは女、脛は男、みたいな体になっちゃったよ、って神話のはなし。

両性具有の存在ですわ。

一応、マイナーな神様。
(結婚やエロスの神だったような)


そうくるか?

みたいな感じですわ。

しかも、よく考えたら、ヘルメス、ヘルムアフロディーテのパパやん。

ギリシャ神話なシンボルが好きらしい…ガイドたちは。


で。

私は、実は、会計係のガイドに会いたかったのね。


『すみません、で、会計係の人は?』


その瞬間。

ヘルメス、ニヤッと笑ったよ。

嫌な感じだな。


『へえ~会計係に会いたいんだ~』


そういって。
消えた。


私の予感では。
一番最後に出てくる…気がする…