民進党の初鹿明博議員などが3月22日に提出。
将来にわたる質の⾼い介護サービスの提供の確保等の ための介護保険法等の⼀部を改正する法律案
①法案の趣旨
将来にわたる質の⾼い介護サービスの提供の確保等の措置を 講ずることにより、要介護者等が地域で⾃⽴した⽣活を営み、 ⽣活の質を維持向上をさせるとともに、介護離職を防⽌する等 家族の負担軽減に資するため、必要な法改正を⾏う
②介護保険制度の理念（介護保険法の⼀部改正）
・要介護状態となった者の⽇常⽣活の質の維持向上
・介護離 職の防⽌等の負担軽減
・介護従事者等の⼈材確保の措置
・利⽤者及びその家族の介護サービスへの評価の向上
③２割負担となる所得額を定める政令委任の趣旨の明確化 （介護保険法の⼀部改正）
2割負担となる対象者の所得額を定める政令の現在の考え⽅を法⽂に明記し、「おおむね上位20％の所得額以上の額」において定める旨、政令への委任の趣旨を明確化する
④軽度者⽀援の⽅向性（介護保険法の⼀部改正）
軽度要介護者・要⽀援者に対する介護給付・予防給付等について、地域で⾃⽴した⽣活を営み、⽣活の質を維持向上させること及び介護離職を防⽌する等家族の負担軽減に重要 であることに鑑み、将来にわたりあまねく全国において⼗分な内 容と⽔準で提供されるようにする
⑤介護保険制度の改正等の調査・予測・評価等（介護保険法の⼀部改正）
介護保険制度及び介護報酬基準の改正について調査、分析、評価を⾏い、今後の改正の際にはこの結果を踏まえて調査、予測及び評価を⾏う
⑥介護休業・介護休暇の拡充（育児・介護休業法の⼀部改正）
介護休業の⽇数及び回数の増加等について検討を加える