おじさんに怒られた | 平和まもる美術館

平和まもる美術館

童話とエッセイを中心に
詩人「平和まもる」が、普段着でお届けします。



お父さんの 弟

つまり おじさんと

バスにのった時の 話だ

バスを 降りるとき

料金箱に

チャリンと 三百円を

お賽銭みたいに 入れた


「いくら 入れた?」って聞かれたから

 三百円と言った


僕の手元を ずっと見ていたみたいだ


「料金は 二百十円じやないか!

 お釣りは?」って聞かれた


「めんどうくさいよ!

 多い分には

 運転手も 何も言わないよ!」


そう言ったら

いつも 優しいおじさんの

顔色が 急に変わったんだんだ


「金額は 90円かもしれない

 でも その90円は

 お前が稼いだのか?」


そう聞かれたから


「違う」って答えた 


「誰が 稼いだんだ?」って

聞かれたから


「お父さん」って言った


「お父さんが 汗水ながして

 頑張って稼いだ 90円を

 お前は 捨てたんだ!」


いつも 笑顔の

優しいおじさんが

初めて僕に

本気で怒った


「お金というのは

 お前の思っているようなものじゃ

 ないんだ!

 お父さんに感謝しなくちゃ駄目だ!

 分かったな!」


おじさんは真剣な眼をして

そう言った


次の瞬間

おじさんは 僕の肩をたたいて

笑ったんだ


その時 おじさんは

いつもの 優しいおじさんに

戻った


僕は「うん」と答えた


僕は「ごめんなさい」と言った



作 平和まもる




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