人知れず微笑まん-えんむすび


喜怒哀楽を感じるのは人間関係

縁とは不思議なものです。

誰でも、今まで多くの人と出会い、そして、別れを毎日のように繰り返しています。
出会ったその記憶さえ失ってしまっているということもたくさんあります。

また、腐れ縁とかいう厄介なものに縛られてしまうこともあります。
この腐れ縁というもの、あえて自ら口にしたり、心底そう思っていても、
幸せというものを感ずることがあるのであれば、
それもまたいいことなのかも知れません。


残念なことは、
その時の自分と相手の心模様が異なってのすれ違い、であった。
ということも数多くあります。

自分の人生にとってとても大切な人であったのに、
その器を見抜くことが出来ずに、
お別れしてきた人もたくさんいることでしょう。

自分の存在が、相手を小さくしてしまっていることもあるのかも知れません。

相手の器が小さいことを見抜けずに、
自分が苦しい思いをさせられることもあります。
そのことによって、その苦しみが経験となり
また一つ勉強をしたということにはなっています。

人間は、出会いと別れを繰り返し、成長をしているのでしょう。

この世に自分とは異なる人という存在があって、
人間というものは生きていけるものなのですね。

喜怒哀楽を感じるのはつまるところ人間関係なのですね。



もちろん縁というものは、恋愛だけのことではありませんね。
この瞬間から新しい出会いと別れが始まります。
少しでも、いいご縁を…。